2023年(令和5年)のブログ「歌舞伎素人講釈」記事
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「明けましておめでとうございます。」
明けましておめでとうございます。「歌舞伎素人講釈」は、23年目に入ります。今年もいい舞台を見せてください。ところで本日(1日)は、旧暦だと師走(12月)10日になりますね。
2023/1/1
本年(2023)のウイーン・フィル・ニューイヤー・コンサート(フランツ・ウェルザー・メスト指揮)は、18曲(アンコール含む)中14曲が初登場曲というせいもあってか・適度な緊張感も加わって造形が締まって・リズム感も良く、近来になく質の高いニューイヤー・コンサートで嬉しくなりました。
2023/1/4
「歌舞伎座初芝居」
本日(4日)は、歌舞伎座初春大歌舞伎の第2部と第3部を見てきました。演目は、弥十郎の勢左衛門・錦之助の林之助による「人間万事金世中」、幸四郎の清心・七之助の十六夜による「十六夜清心」など。舞台については、そのうち書くつもりです。
*「十六夜清心」特別ポスター。幸四郎の清心・七之助の十六夜。
2023/1/5
「時蔵さん」
当月(1月)国立劇場・初春歌舞伎公演の「遠山桜天保日記」に出演の時蔵さんが、本日(5日)から体調不良で当面休演するとのことです。ゆっくり養生されて・お早目の復帰をお祈りします。またまた体調不良者が増えてきたようで、気が気でないですね。
*追記:9日の公演から舞台復帰となるそうです。
2023/1/11
「ポゴレリッチ」
本日(11日)はサントリーホールでイーヴォ・ポゴレリッチの、(コロナ騒ぎ以後)3年ぶりの来日リサイタルを聴いてきました。曲目は、ピアノソナタ第3番をメインに据えたオール・ショパン・プログラム。造形的には一時期よりも随分ノーマルになってきましたが、随所にポゴレリッチらしい味わいを見せて、特に後半の小品プロに深いところを聴かせました。今回も場内アナウンス(英語)はポゴレリッチでした。
イーヴォ・ポゴレリッチ来日公演2023〜コロナ以後のポゴレリッチ
*カーテンコールは撮影OKでした。ポゴレリッチは演奏中はマスクを外していました。
2023/1/13
「ポゴレリッチ・2」
本日(13日)は築地の浜離宮朝日ホールで、イーヴォ・ポゴレリッチの来日リサイタルを聴いてきました。曲目は、(ポゴレリッチのレパートリーとしては初披露となる)シューベルトの「楽興の時」op.94をメインに据えたプログラムでした。その他の曲目(ショパン)は11日と重複。シューベルトは予想外に古典的で端正な佇まいでありましたね。演奏については、そのうち何か書くかも知れません。
イーヴォ・ポゴレリッチ来日公演2023〜コロナ以後のポゴレリッチ
2023/1/15
「講話会」
本日(15日)は本年最初の講話会で、昨年(11・12月)の団十郎襲名披露興行の総括・今月(1月)の「十六夜清心」など直近の歌舞伎の舞台を材料に、よもやま話をいたしました。
2023/1/20
「明日のメルマガ」
明日(21日)発行のメルマガは、通算600号記念号になりますが、今月(1月)歌舞伎座の、幸四郎の清心・七之助の十六夜による「十六夜清心」の観劇随想をお届けすることとします。
2023/1/22
「旧暦」
本日(22日)は、旧暦であると睦月(1月)朔日・つまりお正月(旧正月)です。今週は東京にも大寒波がやってくると云うので、用心しないと。
2023/1/27
「菊五郎さん休演(3月)」
菊五郎さんが、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)との診断を受け、当面の間、療養に専念するため、出演予定であった3月歌舞伎座・第2部の「身替座禅」の山蔭右京を休演することになり、代役は松緑さんが勤めるそうです。ごゆっくり静養なされて、早い回復をお祈りしています。
(追記)本日(27日)は、もうひとつ、今月の歌舞伎座・初春大歌舞伎・千秋楽の第2部「寿恵方曽我」の工藤祐経を勤める白鸚さんが休演とのニュースもあったので・心配しましたが、こちらの方はコロナ濃厚接触の判定を受けてのことだそうで、ご本人の体調に問題ないとのことなので、とりあえず安心をしています。
2023/1/28
「サイトの記事」
雑事に追われて昨年末から持ち越ししていた「本朝廿四孝」論考シリーズがやっとこさ完結しました。この三本をお読みいただければ、難解と云われる本作の全体像が掴めるはずです。まあこれくらいのものが書ければ、我ながら満足ではありますね。
2023/1/28
「明日のメルマガ」
明日(29日)発行のメルマガ第601号は、昭和46年10月国立劇場での、六代目歌右衛門の八重垣姫による、通し狂言「本朝廿四孝」上演映像による観劇随想をお届けします。
「旧暦」
本日(1日)は、旧暦であると睦月(1月)11日になります。
2023/2/3
「歌舞伎座」
本日(3日)は、歌舞伎座の2月大歌舞伎の第1部と第3部を見てきました。演目は、七之助(お嬢)・愛之助(お坊)・松緑(和尚)らによる「三人吉三」半通し、仁左衛門・一世一代の水右衛門による「霊験亀山鉾」通し。舞台については、そのうち何か書くと思います。
特別ポスター:上(三人吉三巴白浪)、下(霊験亀山鉾)