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2021年(令和3年)のブログ「歌舞伎素人講釈」記事

1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月   10月  11月  12月   


2021/1/1

「明けましておめでとうございます」

明けましておめでとうございます。コロナ吹き飛ばして、今年こそ良い年になって欲しいものですね。ところで本日(1日)は、旧暦だと11月(霜月)18日になります。

第三期の「歌舞伎素人講釈」〜この20年・これからの10年


2021/1/7

「歌舞伎座」

東京のコロナ感染が激増し・明日(8日)から関東一都三県に緊急事態宣言が発令されるとのことです。そんななかなので、本日(7日)はちょっと緊張した気分で歌舞伎座・初春歌舞伎・第2部を見てきました。演目は「忠臣蔵・七段目」他。舞台については後日書く予定にしています。

二代目吉右衛門のコロナ以後の由良助〜「七段目」


2021/1/9

「コロナ禍」

記録のためメモっておきます。コロナ緊急事態宣言の発出による行政からの協力依頼により、歌舞伎座は11日からの初春興行を午後8時までに終演するように時間調整をするそうです。歌舞伎座2月興行も同様の処置。


2021/1/13

「旧暦」

本日(13日)は、所用(病院)で都内へ行ってきました。コロナ緊急事態宣言下ではありますが。人出は多少減ったかも知れないけど、どこも結構混んでました。ところで本日は、旧暦では12月(師走)朔日になります。


2021/1/15

「明日のメルマガ 

本日(15日)は、神奈川大学オンライン講座での「歌舞伎の台詞のリズム」の第1回目となります。工夫してみたつもりですが、お役に立つように出来たかな、ちょっと心配ではある。ところで明日(16日)のメルマガ第540号は、本年最初になりますが、昨年12月京都南座での、仁左衛門の熊谷による「熊谷陣屋」の観劇随想をお届けすることにします。

「熊谷陣屋」の時代物の構造〜十五代目仁左衛門の熊谷直実


2021/1/17

「講話会」

本日(17日)の講話会は、コロナによる緊急事態宣言下のため、オンライン(Zoom)にて行い、最近の歌舞伎の舞台や映像についてお話をしました。


2021/1/17

「吉右衛門さん」

ところで、今月歌舞伎座で「七段目」出演中の吉右衛門さんが本日休演したそうです。急病・入院など大事ではないとのことですが、くれぐれもお大事にしてください。

追記:25日より復帰とのこと。ご無理なさらず。


2021/1/22

「オンライン講座」 

本日(15日)は、神奈川大学オンライン講座の「歌舞伎の台詞のリズム」の第2回目で、「急き立てるリズムと揺れるリズム」というテーマでお話をいたしました。


2021/1/24

「サイトの記事」

サイト更新にしばし間があきましたが、本日(24日)、今月(1月)歌舞伎座の、吉右衛門の由良助による「七段目」の観劇随想を短期連載にてアップします。

二代目吉右衛門のコロナ以後の由良助〜「七段目」


2021/1/30

「明日のメルマガ」

寒い、寒い。さて明日(31日)発行のメルマガ第541号は、今月(1月)歌舞伎座の、吉右衛門の由良助による「七段目」の観劇随想をお届けします。

二代目吉右衛門のコロナ以後の由良助〜「七段目」


2021/2/2

「節分・歌舞伎座」

今年(2021年)は、明治30年以来124年振りで2月2日が節分なんだそうです。さて本日は、コロナ緊急事態宣言中ですが、歌舞伎応援のため、歌舞伎座2月大歌舞伎の初日の、第2部・第3部を見てきました。演目は玉三郎・仁左衛門による「於染久松色読販」、勘九郎・七之助による「奥州安達原」など。舞台については、そのうち書くと思います。

南北の感触は何処(いずこ)に

六代目勘九郎の貞任・二代目七之助の袖萩

中村屋代々の「連獅子」


2021/2/10

「ポゴレリッチ」

ここまでアナウンスがなかったので一縷の望みを持っていたのですが、来月6日に予定されていたイーヴォ・ポゴレリッチのリサイタルの中止が発表になりました。まあこのコロナ状況では仕方ないことですが、非常にがっかりですねえ。ところで本日(10日)は、旧暦だと師走の29日、もうすぐ旧正月です。


2021/2/12

「旧暦・元旦」

本日(12日)が旧暦の睦月(1月)1日になります。


2021/2/13

「METライヴ・ビューイング」 

ちょっと滅入ったので気分転換に、本日(13日)はMETライヴビューイングでビゼーの歌劇「カルメン」を見てきました。と云っても今シーズンのMETはコロナの為現在休演中なので、これは2010年1月16日の過去映像。やはりオペラはいいもんですね。


2021/2/15

「明日のメルマガ」

明日(16日)発行のメルマガ第542号は、今月(2月)歌舞伎座での、玉三郎・仁左衛門による「於染久松色読販」の観劇随想をお届けします。

南北の感触は何処(いずこ)に


2021/2/19

「歌舞伎座」 

本日(19日)は、歌舞伎座・2月大歌舞伎の第1部を見てきました。演目は魁春の「本朝廿四孝・十種香」など。舞台については、そのうち書くつもりです。

「型」が持つ力〜二代目魁春の八重垣姫


2021/2/20

「三島由紀夫」 

雑事に取り紛れて長らく連載を中断していた、三島由紀夫没後50周年記念企画・初期短編「サーカス」の論考が、やっと完結しました。

三島由紀夫:短編「サーカス」と「伽羅先代萩」


2021/2/21

「講話会」

本日(21日)は、2月とは思えぬ陽気でしたが、講話会をオンラインで行ない、歌舞伎の台詞のリズムなどについてお話をいたしました。


2021/2/28

「サイトの記事」 

サイトに、平成4年(1992)猿之助演出による歌劇「影のない女」の舞台映像による観劇随想を短期連載にてアップします。ところで本日(28日)は、旧暦だと1月17日です。

三代目猿之助・オペラへの挑戦〜歌劇「影のない女」演出


2021/3/3

「旧暦」

本日(3日)は雛祭りですが、旧暦だと睦月(1月)20日になりますね。


2021/3/10

「歌舞伎座」

コロナ緊急事態宣言延長期間中ではありますが、本日(10日)は、歌舞伎座の三月大歌舞伎の、第2部と第3部を見てきました。演目は、仁左衛門の「熊谷陣屋」、菊五郎の「直侍」、吉右衛門の「楼門」、玉三郎の「隅田川」。舞台については、そのうち何か書くかもしれません。

十五代目仁左衛門の熊谷・東京での再演

七代目菊五郎・四年振りの直侍

五代目玉三郎と清元の「隅田川」


2021/3/15

「明日のメルマガ」

昨日(14日)は東京の桜が開花宣言でした。ところで明日(16日)発行の、メルマガ第545号は、平成4年(1992)三代目猿之助の演出によるR.シュトラウスの歌劇「影のない女」の観劇随想の、その前半部分をお届けします。

三代目猿之助・オペラへの挑戦〜歌劇「影のない女」演出


2021/3/16

「国立劇場」 

本日(16日)は、国立劇場で菊之助初役の「馬盥の光秀」を見てきました。舞台については、近日に書く予定としています。劇場前の神代曙の桜はまだ一分咲きくらいでした。

理性の狡智〜五代目菊之助初役の「馬盥の光秀」

菊之助(武智光秀)


2021/3/19

「サイトの記事」  

三代目猿之助の演出によるR.シュトラウスの歌劇「影のない女」の観劇随想は、本日(19日)完結しました。次は今月(3月)国立劇場の、菊之助の「馬盥の光秀」の観劇随想に取り掛かることにします。

三代目猿之助・オペラへの挑戦〜歌劇「影のない女」演出


2021/3/20

「レヴァイン死去」 

たった今ニュースで知ったのですが、指揮者ジェームズ・レヴァインが去る9日に亡くなったそうです。レパートリーは広い方でしたが、特にオペラ分野で卓越した手腕を聴かせてくれました。ご冥福をお祈りします。


2021/3/21

「講話会」

延長されていたコロナ緊急事態宣言は本日(21日)で解除となりますが、本日の講話会はオンラインで行ないました。最近の舞台などを題材にお話しをしました。


2021/3/24

「旧暦」

吉之助の街の桜が、どうやら満開となったようです。しかし、今年もコロナでさくら祭りが中止になってしまったことは、とても残念です。ところで本日(24日)は、旧暦だと2月(如月)12日となります。


2021/3/26

「コロナ」

記録のためメモしておきます。舞台関係者にコロナ陽性者が出た為、本日(26日)歌舞伎座の第2部の公演が中止になりました。なお第1・3部については、予定通り公演を続けるそうです。一日も早いご回復をお祈りすると共に、リバウンドが憂慮されるなか、自らも気を引き締めないといけないと思っています。

追記:中止は2日間で、28日から再開となりました。


2021/3/29

「吉右衛門さん」  

本日(29日)は3月大歌舞伎の千秋楽ですが、吉右衛門さんが体調不良のため本日の「楼門」(石川五右衛門)の舞台を休演するとのことです。一日も早いご快癒を願っています。

(追記) 2021年11月28日に吉右衛門さんが亡くなりました。この「楼門」の五右衛門が、最後の舞台となりました。


2021/3/31

「六代目歌右衛門没後20年」  

本日(31日)は、2001年3月31日に亡くなった六代目歌右衛門の、20年目の命日ということになります。

六代目歌右衛門・没後20年


2021/4/1

「旧暦」

もう4月になってしまいました。本日(1日)は、旧暦であると2月(如月)20日になります。


2021/4/3

「明日のメルマガ」 

明日(4日)発行の、メルマガ第547号は、昭和43年5月国立劇場での、八代目三津五郎の弁慶による「勧進帳」映像の観劇随想をお届けすることにしました。

八代目三津五郎の弁慶〜「勧進帳」


2021/4/5

「歌舞伎座」

本日(5日)は歌舞伎座・4月大歌舞伎の、第1部・第2部を見てきました。演目は猿之助の「小鍛冶」・白鸚の「勧進帳」・芝翫の「太十」など。舞台のことは、そのうち何か書くかも知れません。

二代目白鸚78歳の弁慶

「太功記」の革命思想

「勧進帳」はダブル・キャストでA日程の弁慶が白鸚、B日程は幸四郎。


2021/4/6

「桜姫」

本日(6日)は、歌舞伎座へ4月大歌舞伎の第3部、玉三郎と仁左衛門(昔のT&T)による・久しぶりの(36年ぶりとか)の「桜姫東文章」を見て来ました。客席はなかなか沸いていましたね。舞台のことは、そのうち書く予定にしています。

桜姫の業(ごう)の仕業〜T&Tによる・久しぶりの「桜姫」

玉三郎(桜姫)、仁左衛門(釣鐘権助)

39年前の昭和57年2月南座公演向けの写真を利用した特別ポスター


2021/4/9

「ムーティ」

このコロナ情勢のなかリカルド・ムーティが来日してくれて、昨年延期になった東京春音楽祭のイタリア・オペラ・アカデミーのヴェルディ:歌劇「マクベス」プロジェクトを行ないます。本日(9日)は初日で、東京文化会館でムーティの「マクベス」作品講義を聞いて来ました。吉之助は本日よりしばらくイタリア・オペラ漬けになります。

雑談:オペラと歌舞伎の理念的な近似について


2021/4/10

「明日のメルマガ」

明日(11日)お届けの、メルマガ第548号は、先月(3月)国立劇場での、菊之助の「馬盥の光秀」の観劇随想をお届けします。それと、サイトの「雑談」で、今月(4月)歌舞伎座の、玉三郎と仁左衛門による「桜姫東文章」の観劇随想を、ゆっくりペースの連載でアップします。

理性の狡智〜五代目菊之助初役の「馬盥の光秀」


2021/4/15

「吉田蓑助さん引退」  

本日(15日)、文楽人形遣いで人間国宝の吉田蓑助さんが、現在興行中の・大阪の国立文楽劇場4月公演の千秋楽(25日)を以て引退するとの発表がありました。吉之助も多くのお役を拝見させていただきました。まずは有難うこざいましたと言いたいです。


2021/4/16

「ムーティ」 

東京春音楽祭の、リカルド・ムーティによるイタリア・オペラ・アカデミーで、先週9日からオンライン公開された講座プログラムが本日(16日)終了しました。7日間・通算28時間に渡る講義・リハーサルは、50年超の吉之助の音楽体験のなかでも特別に貴重なものとなりました。ムーティは79歳だけど凄くパワフルで畏れ入りました。ヴェルディ:歌劇「マクベス」本番は、来週19日です。

雑談:オペラと歌舞伎の理念的な近似について


2021/4/18

「講話会」

本日(18日)は、オンラインによる講話会で、今月(4月)歌舞伎座の「桜姫」・「勧進帳」などについてお話をいたしました。ところで5月から開講の予定であった神奈川大学の市民講座は、コロナ感染再拡大防止のために休止し、秋日程に延期することになりました。イヤハヤ、まだまだコロナとのお付き合いが続きますねえ。


2021/4/19

「ムーティ・マクベス」

本日(19日)は東京文化会館で、東京春音楽祭の、9日から始まったイタリア・オペラ・アカデミーの、リカルド・ムーティによる本番と云うか・模範演奏と云うか、まあそんな感じで、ヴェルディの歌劇「マクベス」(演奏会形式)を聞きました。卑俗ではない、格調高いヴェルディを聞かせてくれました。来年の課題は「仮面舞踏会」、今から楽しみです。


2021/4/23

「ムーティ・モーツアルト」

本日(23日)、吉之助のリカルド・ムーティ月間の最終日で、紀尾井ホールでムーティ指揮東京春祭オーケストラによる、モーツアルトのハフナー・ジュピターの二つの交響曲を聞いて来ました。落ち着いたテンポによる・ニュアンス豊かな・暖かいモーツアルトでありました。このコロナ厳しい状況下に来日してくれて感謝・感謝です。


2021/4/24

「コロナ」

記録のためメモしておきます。コロナ感染再拡大による東京都の三度目の緊急事態宣言の為、歌舞伎座は、当月(4月)公演は25日から28日・千秋楽までの公演を中止、来月(5月)公演も3日・初日から11日までを中止することとなりました。大阪文楽劇場での蓑助さんの引退も、1日早まることになってしまいました。しかし、何だか悔しいねえ。


2021/4/28

「クリスタ・ルートビィヒ死去」

先日・24日に、名メゾ・ソプラノ歌手のクリスタ・ルートヴィヒが亡くなったとのことです。ベーム・カラヤン・バーンスタインを聞けば、メゾはルートヴィヒであることが多かったのだから、当然のことながら吉之助も大変お世話になりました。ご冥福をお祈りします。


2021/4/30

「吉右衛門さん」

本日(30日)、吉右衛門さんの5月歌舞伎座公演(八陣守護城・佐藤正清)の休演が発表されました。先月(3月)千秋楽の休演以来、様子が分からなかったので心配していましたが、現在は一般病棟で今後の復帰を目指して療養中とのことで、とりあえず安心したと云うか、くれぐれもお大事にしてください。

*代役は歌六さん。

(追記) 2021年11月28日に吉右衛門さんが亡くなりました。3月歌舞伎座の「楼門」の五右衛門が、最後の舞台となりました。


2021/5/1

「旧暦」

コロナコロナでもう5月になってしまいました。本日(1日)は、旧暦であると3月(弥生)20日になります。ところで本日お届けのメルマガは550号になりますが、一応節目と云うことで、ここまで来るのに20年と4か月掛かりましたが、随分長く続けて来たものですね。今回お届けするのは、先日のムーティのイタリア・オペラ・アカデミーの関連記事です。

雑談:オペラと歌舞伎の理念的な近似について


2021/5/6

「ブロードウェイ再開」

昨日(5日)ニューヨーク州知事は、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた去年3月に閉鎖を決めたブロードウェイでのミュージカル上演などの完全再開を、9月14日から認めると発表したとのこと。本日6日から切符の予約販売が始まるそうです。嬉しいニュースなんだけど、何で日本ではこんなことになってるのかね。


2021/5/6

「吉右衛門さん7月復帰?」  

本日(6日)、病気療養中である吉右衛門さんが7月歌舞伎座での「鈴ヶ森」幡随院長兵衛で復帰する予定であることが発表されました。正直、無理しないでもう少し休養したほうが・・と言いたいところだけど、ご本人が復帰したいと言い出す位にまで回復したと云うことですね。ビックリしたけど、嬉しいニュースでした。

「鈴ヶ森」 吉右衛門(番隨院長兵衛)、菊之助(白井権八)

(追記)6月1日に、吉右衛門さんは七月歌舞伎座を休演し、当面治療に専念する旨の発表が松竹からありました。

(追記) 2021年11月28日に吉右衛門さんが亡くなりました。3月歌舞伎座の「楼門」の五右衛門が、最後の舞台となりました。


2021/5/8

「コロナ」 

記録のためメモしておきます。昨日(7日)、東京のコロナ緊急事態宣言について、当初11日までとしていたのが、今月末31日までに延長となりました。一方、劇場・イベント等への措置は緩和されることとなり、歌舞伎座5月興行は、今月12日を初日として再開されるようです。

当初初日が3日予定であったのを12日初日として、千秋楽28日。


2021/5/8

「コロナ・2」

コロナ緊急事態宣言に伴い、本日(8日)すみだトリフォニー・ホールで玉三郎さんが地唄舞「雪」を素踊りで舞う催しも延期となりました。

追記:延期された催しは、7月3日に行なわれました。


2021/5/12

「檜枝岐歌舞伎」 

東京はコロナ緊急事態宣言中ですが、2週間の事実上の隔離期間(5月連休中に不要不急の外出をせず)を経て、福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)の地芝居を見物してきました。これは昨年春からの懸案事項で、コロナのためずっと延び延びになっていたものです。演目は三番叟と「義経千本桜・鳥居前」。本件については、後ほど記事にしてアップする予定です。13日帰京。

芸能の始原へ〜檜枝岐歌舞伎訪問記

写真は「義経千本桜・鳥居前」の一場面。


2021/5/14

「桜姫」

本日(14日)は歌舞伎座6月興行の切符一般発売初日でしたが、第2部「桜姫東文章・下の巻」が、早々に売り切れとなったそうです。市松配置の座席(収容人員半分)とは云え、久しぶりの玉三郎の桜姫(風鈴お姫)に対する期待の高さを改めて感じました。コロナの動向が心配ではありますが、楽しみに舞台を待ちたいと思います。

「桜姫東文章・下の巻」
玉三郎(桜姫)、仁左衛門(清玄・釣鐘権助)


2021/5/23

「講話会」

本日(23日)の講話会は、緊急事態宣言下のことでもあるので、今月もやむなくオンライン(Zoom)での開催としました。今回は、檜枝岐歌舞伎訪問の件を中心に、昨今の歌舞伎観連の話題を含めてお話をいたしました。


2021/5/27

「秀太郎さん死去」 

今月(5月)23日、人間国宝である片岡秀太郎さんが亡くなったとの発表が本日ありました。またひとり・上方歌舞伎の味わいを表現できる役者さんがいなくなってしまいました。ご冥福をお祈りします。


2021/5/27

「歌舞伎座」

本日(27日)歌舞伎座の5月大歌舞伎・第2部と第3部を見てきました。演目は、菊五郎の「六段目」、菊之助の「鏡獅子」他。舞台については、そのうち書くつもりです。

七代目菊五郎78歳の勘平

五代目菊之助の小姓弥生

あいにくの雨模様。


2021/5/29

「コロナ」

記録のためメモしておきます。6月歌舞伎座・「桜姫東文章」の出演予定者(吉田松若役:千之助)にPCR検査陽性者が出ましたが、幸い他に陽性者・濃厚接触者がおらず、当面「桜姫」は一部演出を手直しする形で予定通り上演の運びとなるそうです。休演にはならないようで、とりあえずホッとしました。本人は無症状だそうですが、療養のうえ早いご回復をお祈りします。

追記:千之助は6月12日から舞台に復帰。


2021/6/1

「旧暦」

本日(1日)は、旧暦であると4月(卯月)21日となります。ところで本日発行のメルマガ第552号では「桧枝岐歌舞伎訪問記」をお届けしました。

芸能の始原へ〜檜枝岐歌舞伎訪問記


2021/6/1

「吉右衛門さん」

先日の吉右衛門さんが来月・7月歌舞伎座「鈴ヶ森」幡随院長兵衛で復帰するという報はやっぱり無理があったようで、本日(1日)、7月を休演し・医師とも協議の上当面療養に専念するとの発表がありました。兎に角焦らず、万全の体調になるまでゆっくり静養してください。

*代役の長兵衛は錦之助。

(追記) 2021年11月28日に吉右衛門さんが亡くなりました。3月歌舞伎座の「楼門」の五右衛門が、最後の舞台となりました。


2021/6/4

「歌舞伎座」

本日(4日)は歌舞伎座・6月大歌舞伎・第2部「桜姫東文章・下の巻」を見て来ました。舞台については、追って書く予定にしています。

五代目玉三郎の令和の桜姫

本日もあいにくの雨模様。


2021/6/5

「明日のメルマガ」  

明日(6日)発行のメルマガ第553号は、5月歌舞伎座の、菊五郎の「六段目」、菊之助の「鏡獅子」の観劇随想の2本立てにてお届けします。

七代目菊五郎78歳の勘平

五代目菊之助の小姓弥生


2021/6/8

「サイトの記事」

本日(8日)よりサイトの雑談に、今月(6月)歌舞伎座の、玉三郎と仁左衛門による「桜姫東文章」の観劇随想をゆっくりペースで展開していきます。ところで本日は、旧暦であると4月(卯月)28日になります。

五代目玉三郎の令和の桜姫


2021/6/19

「本日のメルマガ」

本日(19日)発行の、メルマガ第554号は、今月(6月)歌舞伎座で上演中の、玉三郎と仁左衛門による「桜姫東文章・下の巻」の観劇随想の、前半部分をお届けすることにしました。

五代目玉三郎の令和の桜姫


2021/6/20

「講話会」

本日(20日)の講話会もオンライン(Zoom)にて行いました。話題は、前月(5月)の菊五郎の六段目、今月(6月)の玉三郎の「桜姫」など、広範囲にさらいました。


2021/6/27

「本日のメルマガ」  

本日(27日)発行の、メルマガ第555号では、今月(6月)歌舞伎座で明日千秋楽を迎える、玉三郎と仁左衛門による「桜姫東文章・下の巻」の観劇随想の、後半部分をお届けします。

五代目玉三郎の令和の桜姫


2021/7/1

「旧暦」

また東京のコロナが増えて来たようで、困ったものですね。ところで本日(1日)は、旧暦であると5月(皐月)22日になります。


2021/7/3

「玉三郎さん」

本日(3日)は、すみだトリフォニー・ホールでの玉三郎さんのトークと、珍しい素踊りによる地唄舞「雪」を見る催しに行ってきました。これは当初5月8日開催であったものが、コロナ緊急事態宣言のため本日に延期となった公演でした。市松配置で客席半分の歌舞伎座と違って、こちらはぎっちりほぼ満員の客席でした。舞台については、そのうち何か書くかも知れません。

 


2021/7/4

「T&T」

9月歌舞伎座の演目が発表になりまして、今度は玉三郎(お岩さま)と仁左衛門(伊右衛門)による「東海道四谷怪談」が出るそうです。(ただし浪宅から隠亡堀まで。)昭和58年以来の38年ぶりだそうです。イヤお二人とも頑張りますねえ。


2021/7/6

「歌舞伎座」

本日(6日)は歌舞伎座7月大歌舞伎の第3部、海老蔵の「雷神不動北山桜」を見てきました。海老蔵の歌舞伎座出演は、約2年ぶりだそうです。舞台のことは、そのうち書くかも知れません。

十一代目海老蔵の「雷神不動」の五役


2021/7/7

「サイトの記事」

ここ数年、観劇随想を中心にサイトの記事を書いて来ましたが、これはいわば各論になりますが、「歌舞伎素人講釈」の総論的な論考を久しく書いていませんでした。そこでまずは「かぶき的心情の研究」ということで連載を書き始めることにしました。連載はかなりゆっくりペースになるだろうと思います。

かぶき的心情」の研究(1)〜憤(いきどお)る心


2021/7/14

「歌舞伎座」

本日(14日)は都心への所用の次いでに、歌舞伎座の第2部を見てきました。演目は白鸚の「身替座禅」、錦之助・菊之助による「鈴ヶ森」。舞台については、そのうち書くかも知れません。

白鸚の山蔭右京・芝翫の玉の井〜身替座禅

世話物か・時代物か〜鈴ヶ森


2021/7/17

「本日のメルマガ」

梅雨明けしたら一気に暑くなってきましたねえ。ところで、本日(17日)発行のメルマガ第556号は、4月・6月歌舞伎座で上演の「桜姫東文章」に関連した論考「鶴屋南北と現代」をお届けしました。

鶴屋南北と現代


2021/7/18

「講話会」

吉之助が暑いのが苦手なために例年夏季の講話会は休みにしていましたが、本日(18日)はオンラインで講話会を行いました。こういうところはITの便利な点ですね。本日は最近歌舞伎座の演目を中心にお話しをいたしました。


2021/7/23

「旧暦」

本日(23日)は、旧暦であると水無月(6月)14日になります。ところで本日は一年遅れの東京2020オリンピックの開会式(無観客のバーチャル開会式みたいな、そこが今日的なのかも知れぬ)の日でもありました。最後の方で海老蔵さんが「暫」の見得やってました。ジャズ・ピアノの演奏が掻き回していましたね。


2021/7/30

「コロナ」  

記録のためメモしておきます。歌舞伎座八月歌舞伎の第1部「加賀見山再岩藤」で六役早替りを勤める予定だった猿之助が、稽古直前のPCR検査で陽性と判定されて、当面休演して療養に努めるとのことです。本人は無症状だそうですが、一日も早い平癒と復帰をお祈りします。なお巳之助が代役を勤めて、公演は行われるそうです。

(追記)猿之助が8月20日の公演より復帰して六役を勤めるとのことです。


2021/8/1

「旧暦」

もう早や8月ですが、またまた東京のコロナ感染が増えているようで、困ったことですね。ところで本日(1日)は、旧暦であると6月(水無月)23日になります。


2021/8/8

「旧暦」

本日(8日)は、旧暦であると7月(文月)1日になります。夏バテ気味になりそうなところ、何とか持ちこたえてます。本日はオリンピックの閉会式ですが、まあいろいろありましたけど、このコロナ状況下では日本開催でなければ到底実現できなかったオリンピックであったことは確かでしたね。


2021/8/9

「本日のメルマガ」

本日(9日)発行のメルマガ第557号は、昭和53年4月国立劇場での、十七代目勘三郎の袖萩・貞任による、「奥州安達原・三段目」の舞台映像による観劇随想をお届することにしました。

十七代目勘三郎の袖萩祭文〜「奥州安達原・三段目」


2021/8/11

「暑」

このところの猛暑と、出来るだけ控えてはいるつもりだけど・やはり冷房のせいで、ちょっと夏バテ気味になってきました。ところで来年(2022)2月日生劇場で白鸚さんが「ラマンチャの男」ファイナル公演をやるとのことです。イヤお元気なことですねえ。

*来年2月時点で白鸚79歳になります。アルドンザ役で松たか子が共演。


2021/8/17

「T&T」

首都圏のコロナ感染状況は相変らずですが、来月(9月)歌舞伎座・第3部、玉三郎と仁左衛門の共演による「東海道四谷怪談」の前売り切符が、予想通りと云うか・早々と完売したようですね。さすがT&T人気は強し。吉之助は、その頃にはなんとかコロナが治まってもらいたいと云う願いを込めて、千秋楽の切符を買いました。


2021/8/20

「歌舞伎座」

首都圏コロナ感染増のなかですが、用心しながら、歌舞伎座8月花形歌舞伎の第3部を見て来ました。演目は幸四郎の「義賢最期」、染五郎と団子の「三社祭」など。舞台については、そのうち書くつもりです。

義賢から実盛へのメッセージ

四代目歌昇と初代隼人の「鞘当」

続・舞踊の身体学〜八代目染五郎と五代目団子の「三社祭」

(追記)コロナ感染で休演していた猿之助が、本日(20日)より舞台復帰しました。


2021/8/22

「講話会」

本日(22日)は恒例の講話会ですが、暑い時期でコロナ増加中でもあるので、今回もZoomで行ないました。直近の歌舞伎座での演目などに関連してお話をいたしました。ところでサイトの雑談では、今月(8月)歌舞伎座での「義賢最期」の観劇随想を短期連載にてお届けします。

義賢から実盛へのメッセージ


2021/8/26

「コロナ」

記録のためメモしておきます。このところ歌舞伎役者のコロナ感染(PCR陽性)報道が続いており、尾上右近(23日)、市川猿弥(24日)、中村壱太郎(25日)と3日連続となって、心配なことです。ともあれ一日も早い平癒と舞台復帰をお祈ります。

(追記)27日には、市川九団次のコロナ感染報道。


2021/8/28

「明日のメルマガ」

暑くて堪りませんねえ。さて明日(29日)発行の、メルマガ第558号では、今月(8月)歌舞伎座での幸四郎初役の「源平布引滝・義賢最期」の観劇随想をお届けすることにしました。

義賢から実盛へのメッセージ


2021/9/1

「旧暦」

本日(1日)は、旧暦だと7月(文月)25日ということになります。


2021/9/1

「コロナ」

記録のためメモしておきます。明日(2日)が歌舞伎座9月大歌舞伎の初日ですが、第2部の舞台関係者5名にコロナ陽性が出たため、第2部の2日から6日までの公演を中止にするとの発表が松竹からありました。関係のみなさんの、1日も早い平癒と舞台復帰をお祈りします。なお第1部と第3部については、予定通り初日2日から公演されるそうです。

*第2部は、幸四郎の「盛綱陣屋」他。陽性になった舞台関係者5名には、中村歌昇・中村隼人を含むとの、松竹からの発表。


2021/9/7

「旧暦」

本日(7日)は、旧暦では8月(葉月)1日となります。コロナで延期になった歌舞伎座の第2部も無事初日を迎えたようで良かったです。


2021/9/10

「歌舞伎座」

本日(10日)は、歌舞伎座9月大歌舞伎の第2部を見てきました。演目は、幸四郎の「近江源氏先陣館・盛綱陣屋」など。舞台については、いずれ書く予定にしています。

十代目幸四郎初役の佐々木盛綱


2021/9/15

「アクセス70万」

ところで本日(15日)、サイト・トップ頁のアクセス・カウンターが70万を突破したようです。毎度ご訪問有難うございます。


2021/9/19

「講話会」

本日(19日)は恒例の講話会ですが、コロナ緊急事態宣言延長中でもあるので、今回もZoomで行ないました。直近の歌舞伎座での演目に関連してお話をいたしました。


2021/9/27

「歌舞伎座」

本日(27日)は、歌舞伎座の9月大歌舞伎第3部の、玉三郎・仁左衛門による「四谷怪談」・千秋楽を見て来ました。舞台については近日書くつもりです。千秋楽でお客の拍手が鳴り止まなかったせいか、カーテンコールがあって驚きました。そういう時代になって来たと云うことですねえ。

五代目玉三郎・十五代目仁左衛門によるユニークな「四谷怪談」

玉三郎(お岩)・仁左衛門(伊右衛門)による「四谷怪談」特別ポスター。


2021/10/1

「旧暦」

本日(1日)は、旧暦では、8月(葉月)25日となります。本日でコロナ緊急事態・重点措置など全国的に解除されて、これで平穏な日々が戻って来れば良いと思いますが、まだまだ油断はなりませんね。サイトでは、先月(9月)歌舞伎座の「四谷怪談」の観劇随想を短期連載にてアップしました。

五代目玉三郎・十五代目仁左衛門によるユニークな「四谷怪談」


2021/10/6

「旧暦」

本日(6日)が、旧暦では9月(長月)1日となります。


2021/10/8

「明日のメルマガ」

明日(9日)お届けの、メルマガ第563号は、先月(9月)歌舞伎座の、玉三郎のお岩・仁左衛門の伊右衛門による「東海道四谷怪談・浪宅」の観劇随想をお届けすることにしました。

五代目玉三郎・十五代目仁左衛門によるユニークな「四谷怪談」


2021/10/15

「国立劇場」

本日(15日)は国立劇場で、梅玉の貢による「伊勢音頭恋寝刃」を見てきました。舞台については、そのうち書く予定にしています。

「伊勢音頭」の上方らしさとは〜四代目梅玉の福岡貢


2021/10/17

「講話会」

本日(17日)は、コロナも下火になったので、昨年12月以来、久しぶりで新橋で生(なま)の、対面での講話会を行いました。直近の歌舞伎の話題を中心にお話しをいたしました。


2021/10/19

「グルべローヴァ死去」

昨日(18日)、名ソプラノのエディタ・グルべローヴァが亡くなったとのこと。吉之助も何回か生(なま)でも聴きましたが、澄み切った高音のあまりの美しさが恐くなるほどでした。オペラでも当たり役は数多いですが、吉之助はモーツアルトのコンサート・アリアのCDをお勧めとしたいと思います。ご冥福をお祈りします。


2021/10/21

「ショパン・コンクール」

20日深夜(日本時間21日朝9時)発表。第18回ショパン・コンクールの、優勝はブルース・シャオリュー・リウ(カナダ)、日本からは2位・反田恭平さん、4位・小林愛実さんが入賞となりました。いや激戦でしたねえ。お疲れさまでした。いい演奏を聴かせてくれました。

様式とは・フォルムとは〜ショパン・コンクール2021

第18回ショパン国際ピアノ・コンクールのポスター。本来は2020年開催だが、コロナ蔓延のため2021年へ順延となったものです。


2021/10/23

「ハイティンク死去」

一昨日(21日)、オランダの名指揮者ベルナルト・ハイティンクが死去したとのことです。長い間聴いてきた指揮者がなくなっていくのは、寂しいことですね。ご冥福をお祈りします。


2021/10/26

「文化勲章」

菊五郎さんが文化勲章を受章とのことです。おめでとうございます。「いつまでも色気を追求し、煩悩を持ち続けたい」とは、菊五郎さんらしい受賞コメントでしたね。


2021/10/28

「隅田川」

本日(28日)は、都心に出掛ける用事があったので・その次いでと云っては何ですが、墨田区にある・謡曲「隅田川」ゆかりの梅若塚辺りを散歩してきました。これについては、そのうち記事にいたします。

梅若塚と「隅田川」の世界

写真は、都立東白鬚公園内の木母寺境内にある梅若塚。


2021/10/30

「明日のメルマガ」 

明日(31日)発行の、メルマガ第564号では、今月(10月)国立劇場での、梅玉の「伊勢音頭恋寝刃」の観劇随想をお届けすることにしました。

「伊勢音頭」の上方らしさとは〜四代目梅玉の福岡貢


2021/11/1

「旧暦」

本日(1日)は、旧暦では9月(長月)27日となります。


2021/11/2

「浜離宮」

本日(2日)は、都心に用事があったので、その次いでに浜離宮に寄って来ました。真山青果の「御浜御殿」の舞台です。

写真は、松の御茶屋。「御浜御殿綱豊卿」序幕の舞台。


2021/11/3

「国立劇場」

本日(3日)は、国立劇場で芝翫の熊谷による「一谷嫩軍記」を見てきました。近頃の丸本物にしては珍しくバランスが良く、見る価値はあります。舞台については近日書く予定にしています。

「熊谷陣屋」のモドリの構造〜芝翫型による熊谷


2021/11/5

「神奈川大学」

本日(5日)は、神奈川大学の市民講座を、コロナで中断してから約1年半ぶりに行いました。話題は「歌舞伎よもやま話」ということで、今回は地芝居の桧枝岐歌舞伎の話題から・念仏踊り・さらに曽我狂言へと云う展開でお話しをいたしました。


2021/11/9

「歌舞伎座」

本日(9日)は、歌舞伎座・9月顔見世の第1部を見てきました。演目は、愛之助・壱太郎の「神の鳥」(こうのとり)、白鸚・魁春の「井伊大老」の二本建て。舞台については、そのうち書くつもりです。

二代目白鸚の井伊大老

あいにくの雨模様。


2021/11/11

「ウィーン・フィル

本日(11日)は、サントリー・ホールでリカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルの演奏会を聴いてきました。曲目は、モーツアルトのハフナー交響曲、シューベルトのザ・グレート交響曲に、アンコールがJ・シュトラウスの皇帝円舞曲。シューベルトが、真に偉大な演奏でありました。本年(2021)はニューイヤー・コンサートに始まって東京春音楽祭、ウィーン・フィルと、ムーティにお世話になりっぱなしの一年でありました。


2021/11/12

「明日のメルマガ」

明日(13日)発行の、メルマガ第565号は、今月(11月)国立劇場で上演中の、芝翫型の熊谷による「一谷嫩軍記」の観劇随想をお届けします。

「熊谷陣屋」のモドリの構造〜芝翫型による熊谷


2021/11/15

「歌舞伎座」

記録のためメモしておきます。松竹が来年(2021)1月興行から歌舞伎座の客席を現在の市松配置でなく、「間隔を空けた2席並びを原則とする配置」に変更しますとのアナウンスがありました。他劇場はとっくの昔にフルで入れているのに、歌舞伎座はえらく慎重ですねえ。


2021/11/19

「神奈川大学」

本日(19日)神奈川大学・市民講座は、「歌舞伎よもやま話」の二回目で、今回は型とは何かというテーマを・国立劇場で上演中の「熊谷陣屋」を材料にお話しをいたしました。


2021/11/20

「明日のメルマガ」

明日(21日)発行の、メルマガ第566号は、先月(10月)歌舞伎座での、右近のお七による「伊達娘恋緋鹿子」(櫓のお七)の観劇随想をお届けします。

二代目右近の「櫓のお七」


2021/11/21

「講話会」

本日(21日)は、生(なま)講話会で、「隅田川」についての話し、「熊谷陣屋」・「井伊大老」など歌舞伎座・国立劇場での直近上演の演目の話題などお話ししました。


2021/11/27

「明日のメルマガ」

明日(28日)発行予定のメルマガ第567号は、今月(11月)歌舞伎座の、白鸚による「井伊大老」の観劇随想をお届けすることにしました。

二代目白鸚の井伊大老


2021/12/1

「旧暦」

2021年も早や12月に入りましたが、今年もコロナで暮れそうですねえ。ところで本日(1日)は、旧暦であると10月(神無月)27日になります。


2021/12/1

「吉右衛門さん死去」

先月(28日)に吉右衛門さんが亡くなったとのことです。いずれ追悼文を書くつもりでいますが、今回の訃報をひときわ重く受け止めました。今はただご冥福をお祈りするばかりです。

追悼・二代目中村吉右衛門


2021/12/3

「神奈川大学」

本日(3日)神奈川大学・市民講座は、「歌舞伎よもやま話」の3回目で、冒頭は吉右衛門さんの話しを少し、本題は前回に引き続き・型とは何かというテーマを・「五・六段目」を材料にお話しをいたしました。


2021/12/6

「歌舞伎座」

本日(6日)は歌舞伎座の師走興行の、第1部と第2部を見てきました。演目は、猿之助による「伊達の十役」、勘九郎と菊之助による「ぢいさんばあさん」など。舞台については、近日書く予定にしています。

男性的世界と女性的世界〜四代目猿之助初役の政岡

歴史その儘と歴史離れ〜ぢいさんばあさん

  


2021/12/11

「御浜御殿」

本日(11日)は、東京都の浜離宮恩賜公園のボランティアガイドさんの勉強会で、歌舞伎の「御浜御殿綱豊卿」のお話をさせていただきました。熱心に聴講いただき有難うございました。

写真は、御浜御殿の松の御茶屋。


2021/12/13

「ツィメルマン」

本日(13日)はサントリー・ホールで、クリスチャン・ツィメルマンのリサイタルを聴いて来ました。曲目はバッハのパルティータ、ブラームスの三つの間奏曲、ショパンのソナタ第3番。ツィメルマンがカーテン・コールにサンタ姿で出て来たのを見て、本年の吉之助のクラシック音楽は、これにて終了。


2021/12/17

「神奈川大学」

本日(17日)は、神奈川大学・市民講座で、前回に引き続いて、仲蔵の定九郎の話から始めて「五・六段目」の型についてお話しをしました。本年はこれが最後の講義になります。


2021/12/18

「明日のメルマガ」

明日(19日)発行のメルマガ第568号は、今月(12月)歌舞伎座の「伊達の十役」・猿之助の政岡についての観劇随想をお届けして、本年最終号といたします。

男性的世界と女性的世界〜四代目猿之助初役の政岡


2021/12/19

「講話会」

本日(19日)は、本年最後の講話会を新橋で行いました。話題は当然、吉右衛門さんのことから始まりましたが、その他最近の話題を取り混ぜてお話しをいたしました。

写真は、東新橋にある旧新橋停車場。


2021/12/23

「浅草」

本日(23日)は、都心に出掛ける用事があったので・次いでと云っては何ですが、浅草・浅草寺周辺を散歩してきました。これについては、そのうち記事にするかも知れません。

向島・三囲神社と長命寺

写真は、年末で賑わう浅草・浅草寺の雷門。

写真は、向島の三囲神社の大鳥居。


2021/12/25

「鈴木忠志」

本日(25日)は、吉祥寺シアターで鈴木忠志演出によるSCOTの「世界の果てからこんにちは U」を見てきました。まだ感想が纏まりませんが、「ニッポン人」に対する挽歌と云うところかな?終演後に渡辺保氏と鈴木氏のシンポジウム。

ニッポン人って何?

クリスマスの吉祥寺は賑わってましたね。


2021/12/27

「ハムレット」

本日(27日)は、池袋シアターグリーンで、大久保美智子演出によるシェークスピアの「ハムレット」を見てきました。劇中劇の場面で女義太夫も交えたユニークな舞台。本年はこれが観劇納めとなります。


2021/12/31

「大晦日」

コロナで始まり・コロナで終わる感のある2021年も、本日(31日)で終わり、仕切り直して来年は良い年になって欲しいものです。ところで本日は旧暦であると、霜月(11月)28日ということになります。


 

 

 

 

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