2014年(平成26年)のブログ「歌舞伎素人講釈」記事
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014/1/1
新年明けましておめでとうございます。2014年が歌舞伎にとって良い年でありますように。そのためにまず何より役者のみなさんのご健康をお祈りします。ご病気の役者さんには一日でも早い平癒を。良い舞台を見せていただきたいと思います。14年目の「歌舞伎素人講釈」もどうぞよろしく。今年は何が書けますか、乞うご期待。
2014/1/2
サイトに本年最初の論考として、昨年12月・京都南座での「元禄忠臣蔵・御浜御殿綱豊卿」の中車の助右衛門についての観劇随想をアップしましたので、ご覧下さい。
2014/1/11
明日(12日)発行の、メルマガ第363号は、「三島由紀夫の「椿説弓張月」」の前半部分をお届けします。
2014/1/17
なかなか発表にならなかった歌舞伎座3月・4月興行の演目がやっと出ました。その中で嬉しかったのは、4月昼の部『寿靱猿』で坂東三津五郎が舞台復帰するという報です。徐々に身体を慣らしながら本格復帰を目指してください。これからの歌舞伎にとって大事な方ですからね、期待してます。
2014/1/18
歌舞伎座4月昼の部「曽根崎心中」は「坂田藤十郎一世一代にてお初相勤め申し候」というのも注目です。伝説と云うべき藤十郎のお初は目に焼き付けておきたいと思います。
2014/1/19
サイトに連載していた「三島由紀夫の椿説弓張月」は、間に一年半ほどの中断を挟みましたが、やっと完結しました。前半はメルマガでお届け済みですが、次号メルマガにおいて後半部分をお届けすることになります。
2014/1/20
本日(20日)朝、ボローニャで指揮者クラウディオ・アバドが亡くなったとのこと。80歳。昨年10月ルツェルン祝祭管と来日の予定で、吉之助も切符を買ってましたが、来日中止となりましたが、聞きたかった。カラヤン以後の四半世紀の最も重要な指揮者のひとりであったと思います。大変残念です。
*下は結局幻となった2013年10月に予定されていた、クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団との来日公演チラシ。
2014/1/25
本日(25日)は東京芸術劇場シアターウエストで、山の手事情社公演の「ドン・ジュアン」を見て来ました。モリエールがこの芝居を書いたのは1665年。モーツアルトがオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を書いた(1787年)の100年前だって。凄い人間観察力の作家がいたもんだと改めて思いますねえ。
2014/1/26
来月(2月)歌舞伎座昼の鶴屋南北作「心謎解色糸」は、国立劇場での上演以来41年ぶり、歌舞伎座では初めての上演ということで、実は吉之助も見たことがありませんが、染五郎・松緑・菊之助ら若手花形が南北をどう料理するか、期待してます。
2014/1/28
サイト更新にちょっと間が空いていますが、このところ仕事が忙しいせいです。1月歌舞伎座の「忠臣蔵・九段目」観劇随想の構想が頭のなかにありますが、そのうちアップしますので、しばしお待ちください。
2014/1/31
今月(1月)の日経の「私の履歴書・小澤征爾さん」はとても面白く読みました。今や世界中で活躍する日本の音楽家の先駆者としての小澤さんの功績はいくら語っても語り切れません。ある意味では小澤さんは日本人の旅行ブームの先駆けでもありましたね。さて来月は二代目猿翁さんの番ということで、これも楽しみです。
2014/2/1
サイトにこれは先月(1月)歌舞伎座での「九段目」の観劇随想ですが、「九段目における戸無瀬と小浪」を短期連載します。2回連載のつもりでしたが、書き出してみると、これはもうちょっと長くなりそうだな。
2014/2/2
本日(2日)は歌舞伎座へ花形歌舞伎、南北の珍しい「心謎解色糸」と黙阿弥の「白浪五人男」を見てきました。南北の方はまだ二日目で慣れぬことゆえ、段取りに追われて世話しない感じでしたね。これらについては、そのうちサイトに書くかも知れません。
2014/2/3
本日(3日)は十二代目団十郎の一周忌です。
2014/2/9
東京は45年ぶりの大雪だったそうで、昨日・今日と雪かきつづきでしたが、サイト雑談の「九段目における戸無瀬と小浪」は第3回目を追加しました。
2014/2/15
本日(15日)は久しぶりの講話会で、ここ最近の舞台映像など見ながら・雑談的にお話をしましたので、話題は多岐にわたりました。昨晩の大雪の影響で交通の乱れの残るなかお集まりいただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/2/16
昨日(15日)の国立劇場での舞踊会で三津五郎さんが清元「田螺(たにし)と烏(からす)」を踊って半年ぶりの舞台復帰というのは、嬉しいニュースでした。ところで、本日は、サイトの雑談の「九段目における戸無瀬と小浪」が完結しました。
2014/2/28
日経の「私の履歴書・市川猿翁さん」の連載は本日(28日)で終了。ホントに生き方が前向きで凄い人ですね。連載読んで、その舞台に熱くなった昔のことなど思い出しました。「120歳まで生きたい」と、その意気や良し。ところで昨日は文楽の人間国宝・竹本住大夫さんが東京での5月公演で引退されることが発表されました。これは残念なニュースでした。
2014/3/1
仕事のことやら色々あって、メルマガが1か月ほど間があいてしまいました。明日(2日)発行の第365号は、雑談で連載した「九段目における戸無瀬と小浪」をお届けすることにします。サイトの雑談に、2月歌舞伎座の「白浪五人男」の観劇随想を加えました。
2014/3/8
本日(8日)は歌舞伎座・昼夜を見てきました。これらについてはそのうちサイトに書くかもしれません。
2014/3/9
今月(3月)歌舞伎座の、吉右衛門の弁慶・菊五郎の富樫の「勧進帳」については、観劇随想をサイト雑談にアップしました。
2014/3/10
サイトに「南北の感触を探して」という論考を、これは先月(2月)歌舞伎座の「心謎解色糸」の観劇随想ですが、短期連載にてアップしますので、ご覧下さい。
2014/3/13
本日(13日)は観世能楽堂で、海老蔵の「古典への誘い」を見てきました。能楽堂で見る舞踊「連獅子」もいつもと違った雰囲気でなかなか良いものでした。海老蔵は威勢の良い毛の振り。子獅子の福太郎くんは良く頑張りました。
2014/3/15
本日(15日)は暖かい日でしたが、講話会で南北と黙阿弥のフォルム論を中心にお話しました。内容は結構多岐に渡って変化のあるものになったと思います。お集まりいただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/3/17
連載コーナー「南北の感触を探して」の二回目をアップしました。
2014/3/20
連載コーナーの「南北の感触を探して」は完結しました。今度のメルマガでは、この論考をお届けすることにします。
2014/3/21
本日(21日)は、山の手事情社で、イプセンの代表作のひとつ「ヘッダ・ガブラー」を見てきました。シンプルな象徴的舞台装置で、とても良かったです。南北の世話物をこういう舞台でやってみたら、案外面白いかななどと思いましたが、やってみてくれないかな。
2014/3/23
本日は暖かくて、東京の桜ももうすぐです。サイトの雑談に、今月(3月)歌舞伎座の、幸四郎の道玄と梅玉の松蔵の、「加賀鳶」の観劇随想を加えました。
2014/3/25
今月(3月)歌舞伎座の「封印切」の観劇随想をアップしました。ちょっと辛口かも知れませんが、吉之助の偽らざるところを書きました。来月の「曽根崎」は頼みますよ。
2014/3/29
ご本人は「一生掛けて演じていく役だから、最後じゃない」と言ったらしいですが、来月(4月)の藤十郎一世一代の「曽根崎心中」は大事に見たいと思います。
2014/4/3
右肩腱板断裂の治療のため昨年11月から休んでいた片岡仁左衛門さんが、6月歌舞伎座公演・昼の部「お祭り」で復帰することが発表されました。とりあえず安心しました。
2014/4/5
吉之助の住んでいる街は本日(5日)と明日は桜まつりです。陽気のせいか何となく気分がよろしいようです。サイトの雑談に、新しい記事を加えました。
2014/4/11
新聞報道では翫雀が来年1月大阪松竹座で四代目鴈治郎を襲名することが決まったそうです。上方歌舞伎の大名跡ですから、頑張って欲しいと思います。
2014/4/12
本日(12日)は歌舞伎座に行ってきました。昼・夜ともに見るべきものがあって、久しぶりで面白かったですねえ。これらについては、そのうちサイトに書くかも知れませんが、ちょっと間が空くかも。
2014/4/13
今月(4月)歌舞伎座興行で嬉しかったのは、三津五郎の舞台復帰でありましたね。今回も良い踊りを見せてくれました。というわけで、本日のサイトの雑談はそのことです。
2014/4/14
本日(14日)はサントリー・ホールでナタリー・デセイのリート・リサイタル。前半のR.シュトラウスも美しかったですが、圧巻は後半のプーランクとドビュッシーでありましたね。声の透明感もさることながら、表現力の細やかさ。
2014/4/19
本日(19日)は講話会で、歌舞伎の和事・やつしの起源、その変遷について、舞台映像などを交えてお話をしました。お集まりいただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/4/21
サイトの「雑談」に、今月(4月)歌舞伎座の幸四郎の「髪結新三」に関する観劇随想をアップしました。
2014/4/30
このところサイト更新してませんが、吉之助の2冊目の本の執筆に取り掛かっています。題名はヒ・ミ・ツ。頭のなかにあっても、いざ書くとなると、やっぱり難儀なことです。そういうわけなのでしばらくお待ちください。
2014/5/2
はや五月になってしまいましたねえ。本日(2日)は歌舞伎座を見てきました。それぞれ見どころありましたが、そのうち何か書くと思います。四月の観劇随想もまだ書いてないことがあるのだけど。
2014/5/3
更新に間があきましたが、サイトの「観劇随想」に、今月(5月)歌舞伎座の海老蔵の「勧進帳」をアップしましたので、ご覧下さい。明日のメルマガ第368号は、この記事をお届けすることにします。
2014/5/11
サイトに今月(5月)歌舞伎座の菊之助の「鏡獅子」の観劇随想をアップしましたので、ご覧下さい。
2014/5/17
サイトの雑談に、今月(5月)歌舞伎座の海老蔵の幡随長兵衛についての観劇随想をアップしました。
2014/5/18
本日(18日)は講話会で、六代目歌右衛門の芸について映像を交えてお話しをしました。久しぶりに映像を見直して、その芸の素晴らしさを再確認出来ました。ご参加いただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/5/25
サイトの雑談に、ひと月遅れになりますが、4月歌舞伎座での「鎌倉三代記」についての観劇随想をアップしました。
2014/5/27
「芸術新潮」6月号は、特集「襲名50周年、新たなる美を求めて、坂東玉三郎」ということで、たっぷり玉さまを堪能できますね。襲名50周年か・・もうそんなになるのかと思いますが。
2014/5/31
本日はリカルド・ムーティ指揮ローマ歌劇場来日公演で、ヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」を聞いてきました。素晴らしい歌唱・演奏で、ヴェルディの音楽の感情表現の巧みさに改めて感嘆させられました。ノーブルの演出もとても良かったです。
2014/6/1
本日(1日)歌舞伎座6月大歌舞伎初日。舞踊「お祭り」で仁左衛門が舞台復帰ということで、ひと安心。夜の部では松緑の長男大河クンが「蘭平物狂」の繁蔵で祖父以来の三代目尾上左近を名のって初舞台。これも目出度い。
2014/6/8
このところ本業の方がクレージーに忙しく、書く方に時間がなかなか割けません。そういうわけで長い文章が書けませんが、サイトの「雑談」に短文をアップしました。
2014/6/14
本日(14日)は今年前半最後の講話会で、七代目梅幸・十一代目団十郎などの古い映像をご覧いただきながら、吉之助がお話をいたしました。ところで、本日はサイトの雑談に、今月(6月)歌舞伎座の、菊五郎の「実盛物語」についての観劇随想をアップしました。
2014/6/19
渋谷シアター・コクーンでの、勘九郎・七之助・松也による「三人吉三」を見てきました。この舞台については、いずれ何か書くかも知れません。
2014/6/20
本日(20日)はハーディング指揮・新日本フィルで、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏はイザベル・ファウスト)と第4交響曲を聴いてきました。オーソドックスな演奏で聞かせました。交響曲の後半は盛り上がっていましたね。
2014/6/22
今月(6月)コクーン歌舞伎の「三人吉三」の観劇随想を、短期連載にてアップします。ところで客席にジャニーズ系のイケ面の若者が何人かいましたが、お勉強で見に来たのかな、偉いなあと思いましたよ。「三人吉三」にはそういう魅力もあるわけですね。
2014/6/29
サイトの短期連載・コクーン歌舞伎:「三人吉三」観劇随想について、追加の章を入れました。ちょっと調子が熱いかな。まあそれだけ故・勘三郎に対する思いが強いということでしょうかね。
2014/7/12
明日(13日)発行の、メルマガ第370号は、6月渋谷コクーン歌舞伎:「三人吉三」の観劇随想・その前半部部分となります。
2014/7/14
昨日(13日)名指揮者ロリン・マゼール氏が亡くなったとの報。先日亡くなったアバドと並んで吉之助にとっては実演を多く聴いた指揮者のひとりなのだけれど、これも昨年ミュンヘン・フィルとの来日公演を聴き逃したのが悔やまれる。評判が良かったからなあ。
*下は結局幻となった、2014年5月に予定されていたロリン・マゼール指揮ッボストン交響楽団の来日公演のチラシ。吉之助も行く予定にしていました。
2014/7/15
「短期連載」と云えば・大体3回で終了というところでしょうが、今回のコクーン歌舞伎の観劇随想は、吉之助の悪い癖でまた長くなりそうな雰囲気です。あと2回くらいは続くかも。
2014/7/21
本日(21日)は歌舞伎座の昼の部・「夏祭」を見てきました。全体にそう悪くない出来だったですが、薄味だったとは云えます。薄味なのが別に悪いわけではないのだが。これは玉三郎も中車もそう。観劇随想書くにはちょっと材料に乏しいというところはありますね。ただし、お辰が「(うちの人が好くのは)ここでござんす」のところはスカッとして良かった。
2014/7/22
歌舞伎座昼「正札附根元草摺」、右近の五郎、この身体の比率だと安心して踊りが見られますね。キビキビした動きで、もう少し肩の揺れが抑えられれば言うことはない。笑三郎の舞鶴はちょっと前屈み気味。それと手を差し出す時にもう少し(10〜15センチほど)手を高く置けば、シャキッとして見えるでしょう。
2014/7/26
昨日(25日)イタリアの名テノール、カルロ・ベルゴンツィ氏が90歳で亡くなったとのことです。昔よく聞いていた演奏家がどんどん亡くなっていく・・・これも仕方のないことだが、寂しいことですね。
2014/7/27
本日(27日)は歌舞伎座夜の部を見てきました。「修禅寺物語」中車の夜叉王は、一応のことは出来ていて、まずまずの出来でした。なかなか頑張っているのじゃなかろうか。これについてはいずれ何か書くかもしれません。
2014/7/30
今週はサイトの記事の更新をしていませんが、本業の仕事が忙しすぎのせいです。ネタはいくらでもあるのだけどね。仕事が落ち着きましたら更新しますので、しばしお待ちください。
2014/8/2
6月渋谷コクーンの観劇随想がまだ完結していませんが、7月歌舞伎座の「修禅寺物語」の観劇随想が先に出来ちゃいましたので、アップします。なお明日発行のメルマガは、こちらの記事をお届けすることにします。
2014/8/9
諸事情により時間が掛かりましたが、6月渋谷コクーンの「三人吉三」の観劇随想は、6回連載でやっと完結しました。この後半部を、明日のメルマガでお届けすることにします。
2014/8/13
本日(13日)は8月歌舞伎座の第1部を見てきました。「恐怖時代」は意外とアッサリでしたね。まあこのくらいの味付けの方が昨今のご見物には受け入れやすいかも知れません。この舞台についてはいずれ書くつもりですが、先に片付けたい題材もあるので、観劇随想が出来るのはもう少し後になるかもしれません。
2014/8/14
昨日(13日)、古楽分野の指揮者フランス・ブリュッヘン死去の報。昨年4月の来日公演は聞いておいて良かったと思います。思い出す録音・演奏はいろいろありますが、18世紀オーケストラを指揮してのベートーヴェンは特に示唆されるところが多かったです。
2014/8/23
ちょっと夏バテ気味で・なかなか二冊目の執筆に入れませんが、肩慣らしのつもりで時期遅れにはなりますが、溜まっていた題材を片付けていきます。今回は、4月歌舞伎座の吉右衛門の「大蔵卿」についての観劇随想です。
2014/8/25
引き続き今月(8月)歌舞伎座の「恐怖時代」について、こちらは短期連載にて書くことにします。
2014/8/30
本日は神戸市・東灘区の倚松庵(いしょうあん)を見学してきました。文豪谷崎潤一郎の旧宅を移築したもので、ここで執筆された代表作にちなんで『細雪』の家とも呼ばれます。そのうち谷崎関連で何か記事を書きたいと思っています。
2014/9/4
サイトの連載記事、8月歌舞伎座の「恐怖時代」の観劇随想を追加しましたが、またも3回では終わりませんでした。もう少し続きます。まあ、こういう具合に文章が伸びて行く時には大抵は調子が良い時です。
2014/9/6
明日(7日)のメルマガは、8月歌舞伎座の「恐怖時代」の観劇随想の前半部分をお届けすることとします。
2014/9/13
サイトの記事を追加しました。まず連載中の「恐怖時代」の観劇随想の章を追加し、「雑談コーナー」でも「芝居と踊りと」という随想の連載を平行させます。この連載は何回で終わるか分かりません。短いかも知れぬし、長くなるかも知れません。
2014/9/14
本日(14日)は歌舞伎座で、吉右衛門の「法界坊」・「絵本太功記」などの舞台を観てきました。これについてはそのうち何か書くかも知れません。
2014/9/16
連載の「恐怖時代」の観劇随想は完結しました。
2014/9/20
明日(21日)のメルマガは、観劇随想「谷崎潤一郎の感覚的な悪の行為について」の後半をお届けします。
2014/9/23
今月(9月)歌舞伎座の「菊畑」の舞台について、サイトにちょっとだけ書きました。
2014/9/27
明日(28日)のメルマガは、「雑談」で連載中の、論考「芝居と踊りと」の前半部分をお届けすることにします。
2014/10/2
サイトの「雑談」で連載の、論考「芝居と踊りと」は、この辺でひと区切りをつけることにします。今月(10月)歌舞伎座は、十七代目勘三郎の27回忌・十八代目の三回忌追善だそうで、時は知らぬ間にどんどん過ぎて行きますなあ。
2014/10/5
本日(5日)台風の影響で荒天のなか歌舞伎座夜を観てきました。勘九郎・七之助ともに力いっぱい演技して、祖父・父の為にも良い追善の舞台となりました。これについてはそのうち何か書くかも知れません。
2014/10/7
ローマ歌劇場が財政難でオーケストラと合唱団を全員解雇というニュースには唖然としました。今年の5月に来日公演見たばかりなのに。オペラの本場にしてこのあり得ない事態、これからのオペラ界はどうなるか・・。
2014/10/9
今月(10月)歌舞伎座夜の、仁左衛門の松王・勘九郎の源蔵による「寺子屋」についての観劇随想をアップしましたので、ご覧下さい。
2014/10/11
おかげさまで、昨晩(10日)、サイトのアクセス・カウンターの数字が40万に到達したようです。有難うございます。これからもまだまだ続きますので、どうぞよろしく。
2014/10/16
本日(16日)は紀尾井ホールでミシェル・ダルベルトのリサイタル。ダルベルトは構成力のあるピアニストで、吉之助が評価しているピアニストのひとりです。今回は特にラヴェル・フォーレのフランス物が素敵でありました。
2014/10/18
本日(18日)は久しぶりの講話会で、「芝居と踊りと」に絡んで日本舞踊についての話と、「義経千本桜」に絡んで「八島語り」についての話と、二本建てでお話をしました。ご参加いただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/10/19
来年2月、六本木歌舞伎。謎の宇宙生命体の襲来で、幕府が機能しなくなっていた江戸。浅草に現れた宇宙船から降り立つ悪の親玉(獅童)、そこへ駆けつけた正義の味方(海老蔵)。まあ確かに歌舞伎というのは筋が荒唐無稽かも知れませんが、これは吉之助にはちょっと・・・・・(黙)。
2014/10/21
歌舞伎座地下の木挽町広場の売店で、吉之助の本「十八代目中村勘三郎の芸」が並んでいるという話を聞いて、会社の帰りに写真を撮ってきました。
2014/10/25
明日(26日)発行のメルマガ377号は、サイト雑談に連載した論考「現世の芸能〜歌舞伎の表現を考えるヒント」をお届けすることにします。
2014/11/2
本日(2日)は歌舞伎座昼夜を見てきました。染五郎初役の弁慶は期待通りなかなか良い出来でしたね。これについてはいずれ何か書きます。
2014/11/4
今月(11月)歌舞伎座、染五郎初役の弁慶の「勧進帳」についてサイトにちょっと書きました。他の演目についても書くつもりです。
2014/11/7
本日(7日)はトリフォニー・ホールで、ハーディング指揮新日本フィルでブルックナーの第5交響曲を聴きました。イン・テンポで朴訥かつモノクロームなブルックナーとでも云いましょうか、なかなか興味深く聴きました。
2014/11/9
今月(11月)歌舞伎座の「義経千本桜・鮓屋」について、サイトにちょっと書きました。これもなかなか見応えのある舞台でしたね。
2014/11/13
本日(13日)はマレイ・ぺライアとアカデミー室内管の演奏会に行ってきました。モーツアルトのピアノ協奏曲第21番は、至福の時間でした。
2014/11/15
本日(15日)は講話会で、歌舞伎における時代・世話の感覚について、お話をしました。ご参加いただきましたみなさまに御礼申し上げます。
2014/11/16
サイトに、今月(11月)歌舞伎座の幸四郎の「熊谷陣屋」についての、観劇随想を短期連載でアップすることにしました。
2014/11/21
本日(21日)はヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団。指揮者が正面から見える席だったので、とても面白く聴きました。ツィメルマンとのブラームス・ピアノ協奏曲第1番は重厚でとても聴きごたえがしました。
2014/11/22
サイトの連載の、「幸四郎の熊谷直実」は完結しましたので、これを明日のメルマガ378号でお届けすることにします。
2014/11/29
本日(29日)は関西出張のついでに、近松門左衛門の墓参りに尼ケ崎市広済寺に寄ってきました。写真はそのうちサイトにアップします。
2014/12/5
本日(12月5日)は十八代目勘三郎の命日であります。
2014/12/6
本日(6日)は国立劇場の「伊賀越道中双六」を見てきました。もう上演されることはないだろうと思っていた「岡崎」をやってくれた吉右衛門と歌六に感謝。この舞台については、そのうち何か書きます。
2014/12/13
本日(13日)は今年最後の講話会で、歌舞伎のなかの物語ということの意味と、今月国立劇場での「岡崎」の分析などについてお話をしました。お集まりいただきました皆さまに御礼申し上げます。
2014/12/14
本日(14日)はイーヴォ・ポゴレリッチのリサイタル。超難曲の勝負曲が4曲揃ったプログラム。弾く方も大変だけど、聴く方もなかなか疲れます。それにしても見事な演奏でした。
2014/12/18
本日(18日)は歌舞伎座夜の部・「雷神不動北山櫻」をなかなか面白く観ました。玉三郎さんの二十何年ぶりかの絶間姫は、このところ舞踊や軽めの役が多かった玉三郎さんの久しぶりに芝居らしい芝居を観た気がして満足しました。
2014/12/20
サイトに連載中の今月(12月)国立劇場の「伊賀越」の観劇随想は短期連載としていたのにまたまた長くなりそうで、とりあえず前半部分を明日のメルマガ379号でお届けすることにします。これが本年最後のメルマガとなります。
2014/12/26