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2015年(平成27年)のブログ「歌舞伎素人講釈」記事

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月


2015/1/1

明けましておめでとうございます。「歌舞伎素人講釈」は15年目に入りますが、まだまだ続きます。歌舞伎にとっても良い年でありますように。ところでサイトの記事も更新しています。


2015/1/3

本日(3日)は歌舞伎座・夜の部を見てきました。玉三郎さんの「女暫」は初春芝居らしくて・ご機嫌な出来でありました。猿之助の「黒塚」も襲名の時の舞台よりも流れがスッキリして進化したと思います。


2015/1/10

サイトの「雑談」に先月(12月)京都南座での、梅玉の忠兵衛による「新口村」の観劇随想をアップしました。

梅玉の忠兵衛〜新口村


2015/1/10

明日発行の、メルマガ第380号は、本年最初の発行ですが、サイトの「雑談」で連載しました昨年12月・京都南座での、仁左衛門・勘九郎ほかによる「七段目」、梅玉による「新口村」の観劇随想の二本立てにてお届けをします。

勘九郎の平右衛門・七之助のお軽


2015/1/12

連載中の昨年12月国立劇場の「伊賀越・岡崎」の観劇随想「仇討ち物の論理」は年越しをしましたが、やっと完結しました。

仇討ち物の論理〜伊賀越道中双六・岡崎


2015/1/17

本日は劇団山の手事情社でシェークスピアの「テンペスト」をとても面白く見ました。「テンペスト」は人気作品ですが、脚本読むとどこが面白いのかなと思うところがありますが、それだけ演出・役者の工夫の余地が多いということなのですね。


2015/1/18

本日のメルマガ381号は、「岡崎」論考の後半部分をお届けします。ところで、サイトの雑談の方に、「新歌舞伎の行方」ということでしばらく連載をすることにして、まずその1をアップしました。

新歌舞伎の行方〜番町皿屋敷


2015/1/20

「大阪・松竹座」

大阪出張のついでに松竹座での四代目鴈治郎襲名興行の夜の部を見てきました。これについてはいずれ観劇随想をアップします。

 


2015/1/24

今月(1月)大阪松竹座夜の部での「将軍江戸を去る」の観劇随想をアップします。つづいて鴈治郎襲名の「封印切」についても書く予定です。

四代目鴈治郎襲名の「封印切

梅玉の慶喜〜将軍江戸を去る


2015/2/1

このところの東京は冷えますねえ。風邪をひかないようにしないと。ところで、ちょっと間があきましたが、雑談の連載の・「新歌舞伎の行方」の記事の追加を加えました。


2015/2/7

雑談の「新歌舞伎の行方」は短期連載のつもり(短期というのは3回程度の連載を云う)でしたが、いつもの通り、3回では終わりませんでした。あと2回くらいは掛かるかと思いますね。


2015/2/15

本日発行のメルマガ第382号は、雑談に連載中の「新歌舞伎の行方」の前編をお届けします。それから今月(2月)大阪松竹座での、新・鴈治郎の「吃又」の舞台についてちょっと書きました。

四代目鴈治郎襲名の吃又


2015/2/19

今月(2月)大阪松竹座での、猿之助の「四の切」についての観劇随想をサイトにアップしましたので、ご覧下さい。

猿之助の四の切」


2015/2/21

本日(21日)は歌舞伎座の夜の部を見てきました。 吉右衛門の「組討」も、幸四郎の「筆売幸兵衛」も充実した出来でしたね。これについてはいずれサイトに書きます。

幸四郎の筆売幸兵衛


2015/2/22

昨日(21日)、闘病中だった坂東三津五郎さんが死去されたとのことです。今は何を書いていいか分からない。同世代として無念としか言えない。ひたすら合掌。


2015/2/28

明日(3月1日)のメルマガ第383号は、21日に亡くなった十代目三津五郎さんの追悼文をお届けすることにします。

追悼・十代目坂東三津五郎


2015/3/1

本日(1日)は久しぶりに、雑談に連載の「新歌舞伎の行方」の続きの記事を追加しました。歌舞伎座は3日から若手中心の「菅原」通しだそうです。


2015/3/4

本日(4日)はすみだトリフォニーホールで、イェフィム・ブロンフマンのピアノリサイタル。曲目はプロコフィエフの戦争ソナタの三曲。 線の太いタッチの演奏。第8番のソナタが良かったかな。


2015/3/7

雑談に連載の「新歌舞伎の行方」の続きをアップしました。長引いてますが、もうちょっと続くことになります。先月(2月)歌舞伎座の観劇随想も、遅ればせながら、書く予定にしています。

新歌舞伎の行方〜番町皿屋敷


2015/3/14

本日(14日)は歌舞伎座・夜の部で「菅原伝授手習鑑」通しの後半を見てきました。スッキリした感じでしたが、一生懸命演じていて良かったと思います。これについてはそのうち書くかも知れませんが、2月の分が先ですね。

松緑の源蔵・染五郎の松王〜寺子屋


2015/3/15

本日(15日)は劇団山の手事情社の研修生終了公演「ダイバー」を見てきました。吉之助がいつも見る歌舞伎とは全然毛色が違うジャンルですが、パワーと若さ溢れる演技で教えられるところが多い舞台でした。ところで、サイトの方は連載が長引いた「新歌舞伎の行方」をやっと完結させました。


2015/3/21

本日(21日)は久しぶりの講話会で、本年のメイン・テーマは「仮名手本忠臣蔵」。今回は「七段目」を中心に、このところの舞台のことなど話題は多岐に渡りました。お集りくださりましたみなさまに御礼申し上げます。


2015/3/23

芝雀さんが来年3月歌舞伎座で、五代目雀右衛門を襲名することが決まったとのこと。おめでとうございます。この世代はいろんな意味で頑張らなきゃなりませんね。期待してます。


2015/3/25

サイトの雑談に、先月(2月)歌舞伎座の「水天宮利生深川」・幸四郎の筆売幸兵衛の観劇随想をアップしましたので、ご覧下さい。

幸四郎の筆売幸兵衛


2015/3/28

明日(29日)発行のメルマガ第385号は、先月(2月)歌舞伎座の幸四郎主演の舞台の観劇随想を2題お届けします。それからサイトに同じく先月の菊五郎の「毛谷村」の観劇随想をアップしました。

菊五郎の六助・時蔵のお園〜毛谷村


2015/4/4

吉之助の街は今日(4日)と明日が桜まつりです。この街に住んでて良かったなと思うのは、この季節ですね。さてサイトには、遅ればせながら3月歌舞伎座の「寺子屋」の観劇随想をアップしました。

松緑の源蔵・染五郎の松王〜寺子屋


2015/4/11

本日(11日)は歌舞伎座夜の四代目鴈治郎襲名披露を見て来ました。襲名披露狂言は、「河庄」。これについては、そのうち何か書くと思います。

上方歌舞伎の行方〜心中天網島


2015/4/17

本日(17日)はインゴ・メッツマッハ―の新日本フィルのConductor in Residence退任コンサートに行って来ました。現代音楽喰わず嫌いの吉之助は初めてヴァレーズを聞きましたが、面白かったです。こういう音楽もあるのね。しかし、やっぱりR.シュトラウスの方が安心しますね。


2015/4/18

本日(18日)は講話会で、「河庄」と「七段目」を和事の視点で絡めてお話をいたしましたが、面白い展開になったかなと思います。お集りいただきましたみなさまに御礼申し上げます。


2015/4/20

明日(21日)お届けの、メルマガ第386号は、今月(4月)歌舞伎座の四代目鴈治郎襲名の「河庄」に関する観劇随想「上方和事の行方」の前半をお届けすることにします。サイト雑談で四回連載のつもりでしたが、いつもの通り、長くなりそうな気配です。


2015/4/25

サイトの「雑談」に連載中の、観劇随想「上方和事の行方」の第5回目を追加しました。

上方歌舞伎の行方〜心中天網島


2015/5/4

明日(5日)発行のメルマガ第387号は、前号に続き連載「上方和事の行方」(中編)をお届けします。サイトの連載はもう少し続きます。


2015/5/5

本日(5日)は歌舞伎座の昼の部を見てきました。菊之助の「合邦辻」はなかなか良かったです。このところの歌舞伎座は外国からのお客がよく目に付きますねえ。ところでサイトの「雑談」に連載「上方歌舞伎の行方」の第7回目をアップしました。


2015/5/6

本日(6日)で連休は終り。どこを手直ししたか分からないと思いますが、連休中にサイトの「クラシック音楽雑記帳」の体裁を若干手直ししました。今後、コンテンツを充実して行く予定です。


2015/5/10

サイトの「雑談」に連載中の「上方和事の行方」の第8回目をアップしました。この連載もどうやら終りが見えて来たようです。


2015/5/15

長くなりましたが、連載「上方和事の行方」は9回目で完結しました。

上方歌舞伎の行方〜心中天網島


2015/5/16

本日(16日)は講話会で、本年テーマは「忠臣蔵」ですが、引き続き上方和事と「七段目」との関連について考えてみました。あまり論じられない視点なので、面白い話にできたかなと思います。お集まりいただきましたみなさまに御礼申し上げます。


2015/5/18

本日(18日)は東京オペラシティ・ホールで、アルゲリッチとその仲間たちの室内楽コンサート。短い曲だったけどアルゲリッチのショスタコービッチがとにかく凄かった。いや凄かったとしか言いようがありませんでした。まだお手の内は狂いませぬな。


2015/5/23

サイトの「雑談」に、「ピントコナ考」という題名で短期連載をします。これは「伊勢音頭」に関連する小論です。サイトで「伊勢音頭」を取り上げるのは、これが初めてです。

ピントコナ考〜伊勢音頭恋寝刃


2015/5/24

サイトで久しぶりにクラシック音楽の記事を追加しました。ただし、吉之助のことだから歌舞伎に絡んでいます。フェリアと歌舞伎が何で関係あるのか、まあその辺はお読みになってください。

キャスリーン・フェリアの声〜女形の声を考えるヒント


2015/5/28

「無題」  

ちょっと遅いニュースですが・「女優・寺島しのぶの長男、眞秀(まほろ)ちゃん(2)が26日、東京・歌舞伎座に初登場(初御目見得とか初舞台とかではなく、ただの登場だそうですが)」との報には、何だかワクワクしちゃいますねえ。


2015/5/31

本日(31日)のメルマガ第389号で、吉之助の2冊目の書籍本を出すべく現在原稿校正中であることをお知らせしました。内容は「女形論」になります。ご期待ください。ところでサイトの「雑談」の「ピントコナ考」の続きをアップしました。


2015/6/5

サイトの雑談に「伊勢音頭」の論考で・「ピントコナ考」のその3をアップしました。2016年日本でのサミット開催地が伊勢志摩に本日決定したとのことで、まさにタイムリーな記事となったということかな。


2015/6/6

本日(6日)は歌舞伎座夜の部へ行って来ました。入口で赤い紙を渡されて「誰か休演か」と緊張しましたが、「新薄雪」昼の部の粗筋と人物相関図でした。これは良いことですね。仁左衛門の兵衛と幸四郎の伊賀守の共演による舞台は、とても良かったです。


2015/6/13

本日(13日)は千葉市美術館で、「経営学の父」と云われたピーター・ドラッカーが収集した水墨画・「ドラッカー・コレクション」を見てきました。ドラッカーの別の一面を見た、とても興味深い展覧会でした。28日まで。

マネジメントの父が愛した水墨画


 


2015/6/14

本日(14日)発行のメルマガ390号は「ピントコナ考」の前半部分をお届けしました。またサイトには、昨日見たドラッカー・コレクション展に関する随想をアップしました。

「マネジメントの父」が愛した日本の美


2015/6/20

東京は久しぶりの快晴。本日(20日)は講話会で「仮名手本忠臣蔵」をメインにした話で・いろいろ話題が多岐に飛んで、ちょっとまとまりが悪かったかも知れません。お集まりいただきましたみなさんに御礼申し上げます。


2015/6/21

サイト「雑談」で連載していた「ピントコナ考」は、その6で完結としました。

上方歌舞伎の行方〜心中天網島


2015/6/23

ベルリン・フィルの次期首席指揮者にキリル・ぺトレンコとの報。残念ながら、まだ彼の演奏を聴いたことがありません。おまけにぺトレンコという指揮者が複数いて区別が付きません。時代は変わったということですかなあ。


2015/6/27

本日(27日)は紀尾井ホールで鬼才と評判のヴァレリー・アファナシエフのリサイタル。ベートーヴェンの2曲のソナタはなかなか良かったです。ショパンは吉之助の好みとはちょっと違うようでした。どこがということは、まだ考える必要がありそう。

ヴァレリー・アファナシエフ・ピアノ・リサイタル・2015


2015/6/29

本日(29日)は紀尾井ホールで進境目覚ましい若手ピアニスト・ラース・フォークトのリサイタル。シューベルトとベートーヴェンのソナタの前にシェーンベルクの小品を添えた意欲的なプログラミング。このシェーンベルク:六つの小品、まるで俳句を音にしたようで実に興味深く聴きました。ところでサイトの方は、6月歌舞伎座の「新薄雪物語」の観劇随想を短期連載します。

ラース・フォークト・ピアノ・リサイタル・2015


2015/7/4

本日(4日)は歌舞伎座夜の部を見てきましたが、なかなか面白かったです。海老蔵による「熊谷陣屋」についてはそのうち何か書くかも知れません。

海老蔵の熊谷直実〜熊谷陣屋


2015/7/10

本日(10日)はすみだトリフォニー・ホールでダニエル・ハーディング指揮新日本フィルで、マーラーの交響曲第2番「復活」を聴いてきました。なかなかの力演だったと思います。ハーディングらしい古典的で端正なマーラーというべきでしょうか。


2015/7/11

明日(12日)発行のメルマガ第392号は、先月(6月)歌舞伎座での「新薄雪」観劇随想の前半部分となります。またサイト・トップに吉之助の2冊目の書籍本「女形の美学〜たおやめぶりの戦略」が近日に出版となることを告知しました。是非ご購入リストへ。

吉之助の2冊目の書籍本「女形の美学〜たおやめぶりの戦略」


2015/7/14

サイトに今月(7月)歌舞伎座夜の「熊谷陣屋」・海老蔵初役の熊谷に関する観劇随想をちょっとだけ書きました。

海老蔵の熊谷直実〜熊谷陣屋


2015/7/17

本日(17日)、文化審議会は重要無形文化財保持者(人間国宝)に歌舞伎立役の片岡仁左衛門さんを認定するよう答申したとのこと。おめでとうございます。


2015/7/18

サイト・トップに、吉之助の二冊目の書籍本「女形の美学〜たおやめぶりの戦略」の表紙をアップしました。玉三郎さんの白拍子花子の写真を許諾を得て使用しました。艶やかでなかなか良いでしょ。

吉之助の2冊目の書籍本「女形の美学〜たおやめぶりの戦略」


2015/7/22

刷り上がったばかりの「女形の芸〜たおやめぶりの戦略」が吉之助のところに届きました。自分で言うのも何ですが、なかなか良い本に仕上がったと思います。それにやっぱり玉三郎さんの表紙が綺麗ですねえ。書店に並ぶのは来週後半になると思いますが、是非手に取ってみてください。


2015/7/25

吉之助の「女形の美学・たおやめぶりの戦略」が発売になりました。書店店頭に並ぶのには少し時間が掛かりそうですが、ネット書店の方ではもう注文できる状態になっているようです。クチコミ拡散よろしくお願いします。


2015/7/30

「暑い」  

暑いですねえ。暑くて頭が回らないのと2冊目の「女形の美学」出版直後で落ち着かないので、サイト更新が遅れていますが、もう少ししたら書きますのでお待ちください。


2015/8/4

玉三郎さんが歌舞伎座で9月は政岡・10月は阿古屋だそうで、これは是非見ておきたいと思います。期待しています。


2015/8/5

10月歌舞伎座は二世尾上松緑二十七回忌追善狂言(もうそんなになりますか・・)ということで「髪結新三」も注目。松緑の新三に、肴売新吉が菊五郎(!)。


2015/8/12

もうそろそろ暑さがピークを過ぎたかな。サイトに、新しく「浄瑠璃をもう一度読む」というシリーズをゆったりとしたペースで長期連載して行く予定です。いくつかの浄瑠璃を順に逍遥していく形式で、まずは説教「をぐり(小栗判官)」を取り上げます。

「小栗判官」とは何だろうか


2015/8/15

本日(15日)が歌舞伎座・納涼歌舞伎の第2部を見て来ました。「逆櫓」と「京人形」。楽しく見せてもらいました。これについてはそのうち何か書くかも知れません。

申し訳なさそうな顔をしている時代〜ひらかな盛衰記・逆櫓


2015/8/16

本日(16日)日本経済新聞・朝刊の、読書欄・「あとがきのあと」において、吉之助の著者インタビューと新刊「女形の美学」の紹介が掲載されています。どうぞご覧ください。


2015/8/22

「逆櫓」  

サイトの「雑談」に、今月(8月)歌舞伎座での橋之助が樋口を演じる「ひらかな盛衰記・逆櫓」の観劇随想を短期連載でアップします。まずは「その1」をご覧ください。

申し訳なさそうな顔をしている時代〜ひらかな盛衰記・逆櫓


2015/8/31

8月上旬の猛暑から一転して、このところの東京は肌寒いほどです。ところで、サイトの長期連載では説教「をぐり」(小栗判官)についての論考の記事を追加しています。

「小栗判官」とは何だろうか〜説教「をぐり」の世界


2015/9/2

松竹は歌舞伎座11月「吉例顔見世大歌舞伎」で海老蔵の長男・勧玄ちゃん(2)が初お目見えすると発表したとのこと。いよいよ。


2015/9/5

明日(6日)発行の、メルマガ第396号はサイトの連載中の「小栗判官とは何だろうか」の第2回目をお届けします。

「小栗判官」とは何だろうか


2015/9/6

本日(6日)は池袋の東京芸術劇場で美輪明宏主演による「黒蜥蜴」(三島由紀夫)を見てきました。なかなか面白く観ましたが、これについてはそのうち何か書くかも知れません。

どれがホントの私なのかしら?〜美輪明宏の「黒蜥蜴」


2015/9/12

本日(12日)は歌舞伎座秀山祭・昼の部を見てきました。歌舞伎座では半世紀ぶりの「競伊勢物語」など。これについてはいずれ何か書きます。夜の部は千秋楽を観る予定にしています。これについても書くつもりです。

昔おとこありけり〜半世紀ぶりの「競伊勢物語」


2015/9/13

明日(14日)お届けのメルマガ第397号は、9月東京芸術劇場での美輪明宏主演による「黒蜥蜴」に関する観劇随想の、その前半をお届けすることにします。

どれがホントの私なのかしら?〜美輪明宏の「黒蜥蜴」


2015/9/19

本日(19日)は久しぶりの講話会で、武智鉄二と八代目三津五郎の「芸十夜」・第1夜を題材にして、歌舞伎の型の概念についてのお話をいたしました。お集まりくださいましたみなさまに御礼申し上げます。


2015/9/20

約7年ぶりになりますが、池袋・自由学園・明日館で「歌舞伎素人講釈」公開講座を、11月23日(月・祝)に開催します。演題・参加申し込みなど詳細は後日お知らせします。ご興味ある方は予定しておいてください。


2015/9/23

明日(24日)にお届けの、メルマガ第398号は美輪明宏の「黒蜥蜴」の観劇随想の後半部分をお届けします。あと2本で400号に到達です。

どれがホントの私なのかしら?〜美輪明宏の「黒蜥蜴」


2015/9/25

橋之助が来秋に八代目芝翫を襲名することが決まったそうです。おめでとうございます。期待してます。


2015/9/26

本日(26日)は歌舞伎座夜の部で「伽羅先代萩」通しを見てきました。玉三郎さんの政岡については、そのうち何か書く予定です。

女形芸のリアリズム〜 6年ぶりの玉三郎の政岡


2015/9/27

最初は連載二回くらいで済ませようと思って書き始めた「競伊勢物語」の観劇随想が、例によって長いものになりそうな気配です。まあこういう時は大抵は良い出来になると思うので、ご期待ください。


2015/9/29

本日(29日)はサントリー・ホールでハイティンク指揮ロンドン交響楽団の演奏会。マーラーの四番も良かったけれど、ペライアをソリストに呼んだモーツアルトの24番のコンチェルトがとても深くて良かったです。


2015/10/3

明日(4日)発行のメルマガ第399号は、9月歌舞伎座での「競伊勢物語」の観劇随想の前半部分をお届けすることにします。

昔おとこありけり〜半世紀ぶりの「競伊勢物語」


2015/10/4

本日(4日)は歌舞伎座・昼の部を見てきました。仁左衛門さんの大蔵卿が爽やかな出来でありましたね。

仁左衛門の大蔵卿


2015/10/5

本日(5日)は東京文化会館でハイティンク指揮ロンドン交響楽団の演奏会。聴きものはべライアと共演の・ベートーヴェン・第4番のコンチェルト。ペライアには次に来日の時には是非リサイタルをお願いしたい。


2015/10/9

7日から演舞場で始まった猿之助のスーパー歌舞伎U・「ワンピース」、NHKのニュースで動画をちょっと見ましたが、吉之助には何だか分からないけど観客は結構乗っているようですね。大したものです。頑張ってカブキをアピールしてください。


2015/10/10

2001年1月から始めたメルマガも、15年掛かって明日発行のメルマガでいよいよ通算400号となります。よくここまで続いたものだなあと我ながら思いますねえ。内容は前号から引き続き「競伊勢物語」の観劇随想の第2回目となります。メルマガはまだまだ続きます。

昔おとこありけり〜半世紀ぶりの「競伊勢物語」


2015/10/17

本日(17日)は講話会で、名優たちの「先代萩」の舞台映像を材料にして女形芸の考察と、後半は武智鉄二の音感覚の問題についてお話をしました。いつものことながら話題があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりでしたが、最後は方向が定まったかなと思います。ご参加くださった皆様に御礼申し上げます。


2015/10/21

11月23日(月・祝)の公開講座のご案内を、サイトにアップしました。今回は「女形の美学」出版に関連して、「歌舞伎の女形の過去・現在・未来」という演題でお話をします。興味ある方は是非参加お申込みください。別途メルマガ臨時号でもお知らせをいたします。


2015/10/25

本日(25日)は歌舞伎座10月の千秋楽・夜の部を見てきました。玉三郎の「阿古屋」については後ほど書く予定ですが、9月の政岡の観劇随想を書いた後のことになります。

知らないことの強さ〜玉三郎の阿古屋


2015/10/27

連載にしばらく間が空きましたが、雑談の「競伊勢物語」観劇随想(これで完結)と、「小栗判官」論考の続きをアップしました。

昔おとこありけり〜半世紀ぶりの「競伊勢物語」


2015/10/29

「政岡」  

月遅れになりますが、9月歌舞伎座の玉三郎の政岡についての観劇随想を短期連載にて開始します。当然ながら、吉之助の「女形の美学」に深く関連した論考です。

女形芸のリアリズム〜 6年ぶりの玉三郎の政岡

 


2015/10/30

尾上菊五郎さんが本年度の文化功労者に選出されたとのことです。おめでとうございます。


2015/11/1

サイトの雑談に、10月歌舞伎座の・松緑初役による髪結新三の観劇随想の第1回目をアップしましたので、ご覧下さい。

七五調を写実にしゃべるためのヒント〜松緑初役の髪結新三


2015/11/2

本日(2日)は歌舞伎座夜の部を見てきました。海老蔵長男・勧玄ちゃんの初御目見得で湧いておりましたね。これがお目当てのお客さんも多そうでした。舞台のことはそのうち書くかも知れません。


2015/11/4

サイトの記事に、今月(11月)歌舞伎座の「仙石屋敷」の観劇随想と、連載中の9月玉三郎の政岡についての観劇随想の3回目をアップしましたので、ご覧下さい。

仁左衛門・梅玉の「仙石屋敷」


2015/11/7

本日(7日)は吉祥寺シアターに山の手事情社の「タイタス・アンドロ二カス」公演を見てきました。憎しみと復讐の重苦しい芝居です。歌舞伎にしてみたらどうなりますかねえ。


2015/11/9

明日(10日)お届けの、メルマガ403号は、9月歌舞伎座での松緑初役の髪結新三に関する観劇随想をお届けします。

七五調を写実にしゃべるためのヒント〜松緑初役の髪結新三


2015/11/14

本日(14日)は吉祥寺シアターへ山の手事情社の「女殺油地獄」を見てきました。もちろん歌舞伎の舞台とは全然違いますが、パワーがビンビン来ますね。この舞台についてはそのうち何か書きたいと思っています。

 


2015/11/16

月乃助さんが来年1月に劇団新派に入り、9月に二代目喜多村緑郎を襲名することになったとのこと。おめでとうという気持ちと、これから歌舞伎の舞台で見られないならば残念だなという気持ちと。新歌舞伎での寿海の役どころは彼のものと期待していたのだがな。


2015/11/23

本日(23日)は池袋の自由学園・明日館で、ほぼ7年ぶりの公開講座を行いました。内容は吉之助の2冊目の本にちなんで「女形の過去・現在・未来」ということで、幕末からの女形の歴史など振り返りながらお話をしましたが、お役にたちましたら嬉しいです。ご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。


2015/11/26

このところ何かと忙しくて・更新にちょっと間があきましたが、サイトの「雑談」に今月(11月)歌舞伎座での・海老蔵初役の河内山に関する観劇随想を短期連載にて掲載することにします。

海老蔵初役の河内山


2015/11/30

サイト・トップに、吉之助主催の勉強会・講話会の追加メンバー募集の記事を載せました。日曜日サイクルに変えますので、参加しやすくなったと思います。興味ある方は是非お申し込みください。


2015/12/2

本日(2日)はミュンヘン・フィルの演奏会。指揮は本年9月から首席指揮者に就任したばかりのワレリー・ゲルギエフ。得意とするプロコフィエフとR・シュトラウスはもちろん良かったけれど、ブルックナーも後半は盛り上がってなかなかのものでした。このコンビは相性も良さそうで・これから期待できそうです。


2015/12/5

本日(5日)は歌舞伎座夜の部で「妹背山婦女庭訓」通しを見てきました。玉三郎のお三輪・松緑の鱶七もなかなか良かったと思います。

玉三郎のお三輪・松緑の鱶七


2015/12/6

昨日(5日)、指揮者ニクラウス・アーノンクールが突然引退表明とのニュースには、びっくりぽんでした。何の曲を振ってもどこか気になる指揮者でした。アーノンクールは古楽演奏の人ですが、吉之助としてはベートーヴェン・ブラームス・ブルックナーを挙げておきます。


2015/12/8

サイトの「雑談」に、今月(12月)歌舞伎座での「妹背山婦女庭訓・御殿」の玉三郎のお三輪他についての観劇随想を、短期連載にてアップします。

玉三郎のお三輪・松緑の鱶七


2015/12/13

本日(13日)は今年最後の講話会で、いわゆる武智歌舞伎の重要な要素である階級闘争理論についてお話をしました。といっても難しい講義ではなく、映像を交えて時代と世話のフォルムに還元した形で話をしましたので分かりやすかったかなと思いますが、如何ですかね。


2015/12/14

本日は赤穂浪士討ち入りの日ですねえ。ところでサイトに、先月(11月)の山の手事情社公演の「女殺油地獄」に関する観劇随想を短期連載にて掲載します。

近松のリアリズムについて〜山の手事情社の「女殺油地獄」


2015/12/17

本日(17日)は国立劇場で、幸四郎・染五郎による「四谷怪談」を見てきました。忠臣蔵との関連を強調した演出でしたが、なかなか面白く見ました。これについては後ほど何か書くかも知れません。

雪景色の蛇山庵室


2015/12/21

本日(21日)は吉祥寺シアターで、演出家・鈴木忠志氏の「演出教室」を見てきました。この試みは東京では最初で最後ということですが、鈴木メソッドの一端を垣間見ることが出来て興味深いものでした。9時に終わる予定が10時近くなるほど熱心なお話が聞けました。


2015/12/25

「第九」  

本日(25日)は東京文化会館でエリアフ・インバル指揮東京都交響楽団で年末恒例のベートーヴェンの第9交響曲「合唱」。この曲をナマで聴くのは久しぶりでしたが、第4楽章ではさすがに熱くなりました。ベートーヴェンはやっぱり偉大だなあと思います。