2012年録音
ガ―シュイン:キューバ序曲、バーンスタイン:ウェストサイド物語〜シンフォニック・ダンス
インゴ・メッツマッハー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(ベルリン、ベルリン・フィルハーモニー・ホール)メッツマッハ―らしいプログラムで、いつもとは違うベルリン・フィルの一面が聴けるところが興味あるところです。まあ音色暗めでリズムが重めに仕上がることは容易に想像が付きますが、それだからどうのと云うことではありません。ガ―シュインは、ベルリン・フィルもなかなか頑張るなあと思って聞きました。リズムが重めであることで、アメリカのオケとはまた違う濃い演奏に仕上がりました。ウェストサイド物語の方も、ベルリン・フィルは如何にも真面目な不良ぶりで、一生懸命やっています。 マンボやクールでは、ベルリン・フィルの重めのリズムがまた違った趣を聴かせてくれます。