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クリスティアン・ティーレマンの録音 


○2018年7月25日ライヴ

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」

ピョートル・ベチャワ(ローエングリン)、アニヤ・ハルテロス(エルザ・フォン・ブラバント)
トマシュ・コニェチュニ(テルラムント)、ワルトラウト・マイヤー(オルトルート)
ゲオルク・ツェペンフェルト(国王ハインリッヒ)
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
(バイロイト、バイロイト祝祭劇場、ユーヴァル・シャロン演出)

シャロンの演出はコンセプトが中途半場で説得力が弱いが、歌手陣は揃っていて、音楽の方はなかなかの水準です。ベチャワのローエングリンは声が澄んで良く伸びて好演です。ハルテロスのエルザも清浄なムードで良い出来です。しかし、聴き物はマイヤーのオルトルートと云うことになるのかも知れません。歌の表現力も見事で、第2幕はマイヤーの独壇場です。ティーレマンの指揮はツボをよく心得たもので、音楽は引き締まっておりテンポよく進みますが、ややあっさり気味のところもあり。時にもう少しテンポを柔軟に取ってじっくり振って欲しい箇所があります。


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