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口上:別館「吉之助のクラシック音楽雑記帳」について


1)「クラシック音楽雑記帳」はサイト「歌舞伎素人講釈」の別館です。本宅はもちろん歌舞伎を中心としたサイトですが、 別館は吉之助のもうひとつの関心事であるクラシック音楽のサイトで、吉之助がこれまで聞いてきたレコード・CD・テープなどの感想メモ書きで構成されています。仕事や何やらでもはや生演奏をあまり聞くことのない吉之助はもっぱら日々の通勤途中にウォークマンなどを聞きながらメモを取っています。録音は市販正規録音の他に放送録音(あるいは海賊盤)などが相当数含まれています。ここでの記事は吉之助の個人的感想に過ぎません。吉之助のなかでは「歌舞伎素人講釈」での考察にも深層のところで大いに関連しています。音楽を聴くことで吉之助の歌舞伎観賞眼に強く影響しているのはフォルム感覚です。

2)本サイトはもともと二十世紀を代表する指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの研究サイトとして企画されました。吉之助はカラヤンから同時代的に大きな影響を受けています。しかし、それに関連して・他の指揮者の演奏にも触れざるを得なくなり・いつの間にか増殖してサイトの体裁が変わってしまいました。我ながら曲目や演奏者にかなりの偏向が見られます。まあ、吉之助の好みはこんなところです。吉之助の好みはせいぜいモーツアルト以後の古典派からロマン派を中心としてワーグナー、ブルックナー、マーラー、R・シュトラウス、ショスタコービッチくらいまでです。現状、このサイトにオペラの記載が少ないのはまとめて聞いて感想をじっくり書く機会が少ないからで、オペラは吉之助の最高の楽しみです。

3)本サイトをご覧になると・ライヴ録音の感想が多いので・吉之助はライヴ派かと思われるかも知れませんが、別にそういうわけではありません。むしろ吉之助はスタジオ録音重視の方です。これはCD買うお金を節約するために・FMのエアチェックに精を出し過ぎた結果です。若い頃の80年代の音源が比較的多いのもそのせいです。最近はパソコンで海外のライヴ音源が容易に入手できるので、この傾向は現在も続いています。

4)本宅「歌舞伎素人講釈」では劇評をしない方針としています。別館(本サイト)においてはこのように音楽について他愛ない感想を書き連ねています。歌舞伎批評の方は吉之助にとっては本業ですが、音楽の方はあくまで趣味の領域という風にスタンスを分けて考えているからです。ただし、音楽から得たものが歌舞伎批評の方に密接な形でフィードバックされています。

5)記事は随時追加更新していきます。

 

*本サイトに記載の音源についてのお問い合わせについてはご遠慮下さい。


 

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