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2005年録音


○2005年7月15日ライヴ

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

ジャ二ーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン独奏)
ロジャー・ノリントン指揮
BBC交響楽団
(ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、プロムス)

ヤンセンがとても表情豊かに・活き活きとした音楽を作っています。中高音の伸びの良さが魅力です。旋律の息 を取って音楽の構えが大きいのが、何と言っても素晴らしいと思います。第1楽章前半など第3楽章などちょっと勢いが良過ぎて・もう少し押さえても良いかなと思うところもなくはないですが、この生きの良さはやはり若さの魅力と言うべきで、今はこれで良いと思います。ノリントンのサポートは心持ち早めでしっかりしたリズムを取って古典的な手堅い伴奏です 。ヤンセンはこれに乗って心地良く動いており、彼女の長所がよく生かされていると思います。


 

 

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