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2003年録音


○2003年11月ライヴ

ドニゼッティ:歌劇「マリア・シュチュアルダ」(演奏会形式)

フリードリッヒ・ハイダー指揮
エディタ・グルべローヴァ(マリア)、ソーニャ・ガナッシ(エリザベッタ)
ファン・ディエゴ・フローレツ(レスター)、シモン・オルフィラ(タルボ)
バルセロナ・リセウ劇場管弦楽団
(バルセロナ、バルセロナ・リセウ劇場)

グルべローヴァのマリアは声の伸び・斬れの良さ共に素晴らしく、圧倒的な歌唱です。レスターのフローレツも素晴らしい歌唱で、ふたりの二重唱は堪能させられます。ガナッシのエリザベッタは悪くないのですが、もう少し声量が欲しいところです。ハイダーの指揮は歌手を邪魔しないソツのない出来ですが、オケにリズムの斬れがちょっと不足で、グイグイと音楽を引っ張るところがもう少し欲しいところです。


 

 

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