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1984年録音


○1984年12月1日ライヴ

ビゼー:歌劇「カルメン」第4幕フィナーレ
ドリス・ゾッフェル(カルメン)、ホセ・カレラス(ホセ)、ペーター・ハレ(エスカミリオ)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」〜「月に寄せる歌」
ルチア・ポップ(ルサルカ)
チャイコフスキー:歌劇「エウゲニ・オネーギン」〜手紙の歌
ミレルラ・フレー二(タチアーナ)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」〜クラインザックの伝説
アルフレート・クラウス(ホフマン)
グノー:歌劇「ファウスト」〜宝石の歌
ソーニャ・ガツァリアン(マルガリータ)

ラルフ・ヴァイカルト指揮
チューリッヒ歌劇場管弦楽団
(チューリッヒ、チューリッヒ歌劇場、再開場記念ガラ・コンサート)

チューリッヒ歌劇場の再開場記念ガラ・コンサートで、何と言っても豪華な顔触れが魅力ですが、当然ながら歌唱も素晴らしい。まず特筆すべきはアルフレート・クラウスのホフマン。気品があって・分別あり過ぎにも聞こえそうなホフマンですが、とにかく声に暖かみがあって包み込まれるように素晴らしく、中間部の狂おしさは絶品です。フレー二のタチアーナは、レパートリーとして貴重なものですが、とてもしっかりした歌唱です。ホップのルサルカも実にチャーミングな歌唱です。
 


○1984年12月1日ライヴ-2

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜エリザベートのアリア「この厳かな殿堂には」

フェルディナント・ライトナー指揮
ギネス・ジョーンズ(エリザベート)
チューリッヒ歌劇場管弦楽団
(チューリッヒ、チューリッヒ歌劇場、再開場記念ガラ・コンサート)

ジョーンズはさすがに声が張りがあって素晴らしく、ワーグナー・ソプラノの貫禄を見せ付けてくれます。


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